クレジットカードでお買い物をする時、一括払いしか選択できないことってありますよね。
また、問題なく支払えるだろうと一括で決済したけれど、イレギュラーな支払いが他にもあったり「やっぱり分割払いにしたいな・・」なんて思うこともありますね。
クレジットカードの支払い方法は決済後に変更することができるのでしょうか。
また、その場合どのような方法で変更をするのでしょう。
実は、VISA、JCB、アメックスなどのクレジットカードブランドによって事情が違います。
クレジットカードの一括払いを後から、分割払いやリボ払いに変更する方法を詳しく解説していきたいと思います。
クレジットカードを一括払いで決済したあとに分割やリボ払いに変更することはできるか?
お店で一括払いで決済したあとでも、分割やリボ払いに変更することは可能です。
カード会社によっては「あとから分割」「あとからリボ」というような名称でのサービスもあります。
基本的には、各カード会社の会員ページから変更可能です。
電話でも変更することはできます。
そもそも「あとから分割」というのは、一括払いから回数を分けて支払う分割払いへ変更するというものです。「あとからリボ」は、一括払いから月々決められた金額での支払いに変更することです。
あとから分割もあとからリボも「一括払い」、「2回払い」、「ボーナス一括払い」の3つから変更することが可能です。
ただクレジットカードブランドや発行会社によってサービスは異なるため全てのクレジットカードが「あとから分割」や「あとからリボ」ができるわけではありません。
アメックスやダイナースは、そもそも分割払いができません。
ですからVISA、Mastercard、JCBの3つなら変更可能です。
そして、代表的なカードで「イオンカード」「セゾンカード」「オリコカード」は一括から分割への変更は不可となっています。リボのみ変更可能です。
まず、自分の持っているカードがあとから変更できるものかどうか確認しておきましょう。
また、クレジットカードをこれから作る人や、いざという時のためなど、分割に変更可能なカードを持っておくと便利ですね。
1回払いで支払えると思っていても、あとから生活に影響しそうだなと感じる時もあるものです。
そんな時は無理なく返済できる「あとから分割」や「あとからリボ」へ変更しておけば延滞することもなく安心です。ただどちらも手数料が発生しますから、なるべく早く返せるように回数を少なくしたり、月々の返済金額を上げたりして利用しましょう。
分割に変更する場合の手順
あとから分割へ変更する場合、お店などで「1回払い」、「2回払い」、「ボーナス一括払い」で決済した支払いが対象です。
分割回数や月々の支払い金額等で条件が付くことがあります。
例えば、「1回の利用金額に関係なく、1回払い、ボーナス一括払いの金額を3回払いから24回払いの分割に変更できるもの」や「1件の利用金額が5万円以上の1回払い、2回払い、ボーナス一括払いの金額を3回~36回の分割払いまたはボーナス併用分割払いに変更できるもの」、「利用金額に関係なく、1回払い、ボーナス一括払いの金額を3回か36回の分割払いに変更できる。ただし、月々の分割支払いの下限は千円からとなっているもの」など、カード会社やカードの種類によって、あとから分割に変更できる場合とできない場合とありますから注意しましょう。
各カード会社のあとから分割の手順です。
- 各カード会社のサイトから会員ページにログインします。
- 「あとから分割」または「分割変更」など各サイトの支払い方法を変更するボタンから分割の申込みをしましょう。
- 画面の指示に従って操作します。
電話で支払い方法を変更することもできます。
各カード会社のカスタマーサポートに電話してみましょう。
リボに変更する場合の手順
あとからリボへ変更する場合も、お店などで「1回払い」、「2回払い」、「ボーナス一括払い」で決済した支払いが対象です。
支払い額のうち、全額をリボ払いに変更したり、一部の金額をリボ払い変更するなど選択ができます。
各カード会社のあとからリボの手順です。
- 各カード会社のサイトから会員ページにログインします。
- 「あとからリボ」または「リボ払いに変更」など各サイトの支払い方法を変更するボタンからリボ払いの申込みをしましょう。
- 画面の指示に従って操作します。
希望金額を入力することで一部リボ払いに変更することができます。
また、申込みのタイミングが遅れると最初の支払い方法のまま手続きが進んでしまいます。
最低でもカードの支払日の1週間前までに変更の申込みをしましょう。
また、各カード会社の申込み期限等もありますので確認が必要です。
あとから分割に変更できるクレジットカード
一部ですが、あとから分割やリボに変更できるクレジットカードをご紹介します。
- 楽天カード
- JCBカード
- 三井住友VISAカード
- リクルートカード
- セディナカード
- エポスカード
- dカード(ドコモ)
- セブンカード・プラス
- イオンカード (リボ払いのみ)
- セゾンカード (リボ払いのみ)
- オリコカード (リボ払いのみ)
- MUFGカード
- ニコスカード
一部、あとから変更できるのはリボ払いのみしか対応していないカードもあります。
自分のクレジットカードがあとから変更できるものか確認してみましょう。
あとから支払い方法を変更する際の注意点
あとから支払い方法を変更する際に注意しなければならない点が3つあります。
・決められた期日までに変更手続きを行うこと
・分割払い、リボ払いは手数料が発生する
・分割から分割(回数変更)やリボへの変更は不可
それぞれ詳しく見ていきましょう。
決められた期日までに変更手続きを行うこと
各カード会社の変更期日までに申込みの手続きを行わないと適用されません。
要するに1回払いで決済したものは、そのまま翌月の支払い日に1回払いで請求がきてしまうということです。ですので各カード会社で決められた期日までに手続きをしなければならないということです。
変更期日はカード会社によって異なり、引き落としならその口座の金融機関や支払日によっても異なります。また、カード会社や金融機関の営業日との兼ね合いによっても変更期日が変わる場合もあります。
もし、期日に間に合わなかったら直接カード会社に連絡しましょう。
そのままにしておくと、延滞や滞納扱いとなってしまいます。
分割払い、リボ払いは手数料が発生する
1回払い、2回払い、ボーナス一括払いでは手数料は発生しませんが、分割払いやリボ払いに変更することで月々手数料が発生します。その手数料を上乗せした金額で請求がきます。
利用金額やカード会社で決められた年利によって手数料が変わります。
分割払いやリボ払いの手数料は、キャッシングの金利のように年利で設定されています。こちらはカード会社によって違いますので、自分のカードを確認してみましょう。
このように分割やリボは「1回払い、2回払い、ボーナス一括払い」ではかからない手数料の支払いがあるので、少々損となります。
分割から分割(回数変更)やリボへの変更は不可
一度、分割払いで決済したものを、分割回数の変更やリボ払いへ変更はできません。
あくまで「1回払い、2回払い、ボーナス一括払い」からのみの変更だけです。
ですから、最初に分割払いにすると決めたら回数はとても大切なのです。あとから変更することができないからです。
少ない回数だと支払い金額は多くなります。毎月その額を支払えるのかきちんと考えて決めましょう。
余裕をもって回数を多めにするのは良いのですが、長くなればなるほど手数料がかかりますので注意しましょう。
カード会社の金利は年15%と高いです。なるべく「1回払い、2回払い、ボーナス一括払い」を選ぶのが良いでしょう。どうしても支払いが厳しいという時だけ利用しましょう。
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