どんな方法でやるの?
クレジットカードを現金化しようとしたら、業者を使うにしろ、自分でやるにしろですが、原則的に、身分証明書による本人確認が必要になります。
法令上の決まりでもありますし、何より第三者によるカードの不正利用については、どこのお店でも神経質になっているため、どうしても身分証による本人確認をせざるを得ません。
この記事では、現金化をする際、本人確認にどんな身分証が使えるのか、または、どんな方法で本人確認をするのかなどを解説します。
また、身分証なしでクレジットカード現金化ができるかどうかについても解説しています。
本人確認に使える身分証は?
現金化の方法には、
- 現金化サイトを使って現金化してもらう
- 自分で商品を買って買取店で現金化する
というように、大きくわけて2つのパターンがあります。
どちらの方法でも身分証明書の提出が必要です。
基本的には、「顔写真付き」で「現住所の分かるもの」が身分証として有効とされます。
具体的には、
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 外国人登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
などを、身分証明書として使うことができます。
ただし、現金化のやり方によって、身分証を提示する意味合いが異なることから、使える身分証にも若干の違いがでる場合があります。
買取店などで要求される本人確認では、利用者の現住所さえわかればいいので、顔写真のない健康保険証などでも身分証として使えることがあります。
しかし、カード決済から振込までワンストップで対応してくれる現金化サイトを使う場合、顔写真付きの身分証明書とそれを持って写真を取る「セルフィーID」をあわせて、提出を求められることが多いようです。
どうして本人確認が必要なのか?
現金化をするときの本人確認には、大きく分けると以下の3つの役割があります。
- 年齢確認
- 第三者による不正利用防止
- 法令上の決まり
年齢確認
現金化サイトにしろ、買取サイトにしろですが、申し込みの条件として、20歳以上であることとしているところが多いようです。
お店によっては、条件を18歳以上(高校生不可)もしくは、保護者の同意があること、などとしているところもあります。
しかし、いずれにしろ、現金化をするための年齢制限が設けられていることがほとんどで、そのための年齢確認として、身分証の提出が求められています。
第三者による不正利用の防止
現金化サイトでは、買取店よりも厳重に本人確認をされます。
これは、カード決済をする際、第三者によってカードを不正利用されて現金化に使われることを防ぐための処置です。
具体的には、
・写真付きの身分証明書の提出
・身分証と本人が写った写真(セルフィーID)の提出
・電話ヒアリングによる本人確認
などがあります。
例えば、誰かが財布を拾ってそこにクレジットカードと身分証が入っていて、それを使って勝手に現金化してしまったり、家族内で誰かが勝手にカードを持ち出して許可を得ずに現金化をしてしまったりなど、単純な身分証提出だけだと見落とされがちな不正利用を防止する意味合いがあります。
こうした不正利用を防ぐために、カード決済を伴う現金化サイトでは、より厳重な本人確認が取られることになり、必要な身分証明書も写真付きのものに限られるなどの条件が付けられていることがほとんどです。
法令上の決まり
一方、ギフト券買取サイトなど、買取店では、身分証明書確認の意味合いも少し違っていて、法令に基づく手続きという色彩が強くなります。
オンラインにしろ店頭にしろですが、買取店は古物営業法が適用されるため、法令に基づいて、顧客の現住所を身分証で確認して、関連する資料を一定期保管することが義務付けられています。
どうやって本人確認をするか?
では、ここからは、クレジットカード現金化をするのに、具体的にどのような方法で本人確認をするのか見ていきましょう。
現金化サイトにしろ、電子ギフト券買取サイトにしろですが、オンラインで手続きをする現金化では、申込時に、申し込みフォームへ身分証明書を添付して送信することがほとんどです。
その場合、該当する身分証明書の表面と裏面をスマホなどで写真を撮って、申込みフォームで送信します。
一部、申込みフォームに身分証明書の読み込み欄が無いパターンでは、申し込み後に届く案内メールに添付して送り返すという方法が取られることもあります。
多くの場合、確認は人力なので、夜間など営業時間外だと、本人確認が取れず手続きが進まない場合もあります。
一部の電子ギフト券買取サイトなどでは、こうした問題に対処するために、24時間365日体制で本人確認をしてくれる業者もあります。
なお、金券ショップなどの店頭でなにか商品や金券を買い取ってもらう場合は、窓口で身分証明書を提示します。
身分証なしでは現金化はできない?
現金化サイトやギフト券買取サイトを使う場合、必ず身分証の提出が求められます。また、金券ショップや買取店などの店頭を使う場合でも同様です。
メルカリやヤフオクは本人確認なしでも出品ができるので、家電量販店などでゲーム機を買って、出品すれば現金化できそうですが、売上金を引き出す段階で、身分証による本人確認が必要になります。
以上のことからも、業者を使うにしろ、自分でやるにしろ身分証なしで現金化するのは難しいと考えられます。
もし、「身分証なしでも現金化出来ます」というような現金化業者がいたら、それは悪徳業者である可能性が高いでしょう。
しかし、強いて言うならばですが、返金を使う方法であれば、身分証なしでも現金化できる可能性があります。
例えば、ユニクロでは、買ってから30日以内で未使用であれば、自己都合でも、レシートをもっていって店頭で返品することができます(下着類やサイズ変更済み商品を除く)。
通常、クレジットカードで支払った場合の返金は、カード残高への返金となりますが、Suicaで買った商品に限っては例外的に、現金での返金になります。
なので、モバイルSuicaをスマホへインストールして、手持ちのクレジットカードからチャージし、Suicaでユニクロの商品を買い、それを後で返品すれば現金化が可能です。
この方法であれば、買うときも売るときも身分証明書の提示は必要ありません。
ただし、Suicaのチャージ限度額が2万円であることと、ユニクロの商品がそもそも数千円〜1万円くらいの価格帯なので、あまり高額な現金化には向きません。
カードでお金を作るには?
クレジットカードを持っているなら、現金化サイトを通してお金を作ることができます。
手続きはスマホ申込で、30分くらいで入金してもらえます。
申し込み条件はクレジットカードなどの対応カードを所有していることのみ。審査で落とされる心配はありません。
最近ではクレカを持ってない人でも利用できるように、後払い系バーチャルカード(ペイディ、バンドルカードなど)や、携帯系プリカ(auPAYプリペイド、dカードプリペイドなど)が使える業者も増えています。
以下におすすめの現金化サイトご紹介しておきます。