自分で行うクレジットカード現金化では、どのような商品に目をつけるのかがポイントとなります。
そこで注目したいのが、切手シートです。
切手シートを使ったカード現金化はいったいどのようにして行うのかを見ていきましょう。
切手シートとは?
切手シートとは、切り離していない状態の切手のことです。
切手は1枚ずつ印刷するのではなく、複数枚まとめて印刷します。
その状態が切手シートで、周囲には余白も付いています。
通常は10×10の100枚セットですが、収集家が喜びそうな記念切手などは10枚から20枚のこともあります。
普通切手であっても70円や慶事用などは利用することが少ないこともあり、10枚シートです。
また、1,000円と高額な切手もあり、20枚シートになっています。
切手がカード現金化で注目されるのは、古くなっても価値が変わらないからです。
ブランド品やゲーム機だと劣化してしまったりモデルが古くなったりすると価値が下がり、買取額もつかないことがあります。
しかし切手は数年前に買った額面そのまま使えます。
金券とは異なり、有効期限がないのも魅力です。
切手シートは買取率が高い
切手シートに注目する理由は、買取率が高いからです。
例えばある金券ショップの場合、普通切手110円の100枚セットの買取率は93.5%です。
ところが同じ普通切手でもバラの状態になると、65%まで落ち込んでしまうのです。
額面でも買取率は下がり、50円未満のバラになると50%を下回ってしまうこともあります。
なぜバラ切手の価値が下がるのかというと、周囲のギザギザに関係があります。
ギザギザがある状態だとやはり保管しているときに引っ掛けたりして破損しやすくなります。
余白がついたシートの状態だと保管もしやすく状態もいいので、買取率も高くなるのです。
記念切手と普通切手ではどっちが買取率が高い?
普通切手とは、私たちが普段封書や小包を郵送するときに貼るありふれた切手のことです。
それ以外でも記念切手というものがよく販売されますね。
記念切手は数が限定されているので、収集家が好んで購入します。
中にはプレミアがつく人気の記念切手もあります。
しかし、切手買取を行う金券ショップでは、特に記念切手だからといって買取率が高くなることはありません。
むしろ下がってしまうこともあります。
それはなぜかというと、記念切手は使い勝手が悪いからです。
例えばアイドルやゆるキャラがプリントされた切手を、会社の封書には貼れないでしょう。
収集家には人気があっても、あくまでも切手の価値としてはちょっと使いづらいということになるんですね。
切手シートはどこに売るか
切手シートを売るところとして真っ先に思い浮かべるのは、金券ショップです。
90%以上の高換金率が確実なので、安定して現金化ができますね。
切手シートを買い取ってもらえる金券ショップはいくつもあるので、買取率を比較して選ぶといいでしょう。
ただし、プレミアがつきそうな切手は普通の金券ショップに売らない方がいいこともあります。
人気のある記念切手や古い切手、そして滅多に見られないミスプリントの切手などです。
そのような切手はちゃんと価値を把握してくれる専門の買取ショップへ持ち込みましょう。
あるいはオークションサイトに出品し、値が競り上がるのを期待する方法もあります。
古いものならバラでもかなり価値が高くなりますが、シートになるとより高値になります。
切手シートはどこで買える?
安定した価格で切手シートを買い取ってもらえることは分かりましたが、肝心なのはどこで切手を購入するかです。
切手の販売は、郵便局の他、コンビニや、書店、文房具店、またクリーニング店などでも取り扱っている場合があります。
以前は、郵便局でクレジットカードが使えなかったので、苦肉の策としてコンビニで電子マネー払いする方法などがありました。
ところがそのようなお店では、ほぼバラの状態で販売しています。
そのため、買取率がグンと下がってしまいます。
今では郵便局の窓口でクレジットカードが使えるようになっています。
切手シートを購入する目的なら、やはり郵便局が確実でしょう。
オークションサイトで切手は購入できる?
ネットオークションはたまに切手が出品されています。
もし高値が付きそうなプレミア切手を安くで競り落とすことができれば、お得に現金化できそうですね。
ただし、オークションサイトでは金券と同様に切手も換金性の高いものと捉え、クレジットカードでの支払いができないようになっています。
別のカテゴリにシレっと出品しているものが運よくカード決済できるとい可能性は非常に低いです。
切手シートはクレジットカードで購入できない?
コンビニで切手を購入する人は非常に多いのですが、やはり換金性が高いものなのでクレジットカードや電子マネーでの決済はできません。
そもそもコンビニではシート状の切手を購入できないので、現金化目的で利用するのは無意味でしょう。
そうなると郵便局を利用することになります。
郵便局なら普通切手の100枚シートを購入することも可能ですし、様々な種類の切手シートを購入できます。
しかし、残念なことにクレジットカードが使えません。
切手シートを購入するときには、現金で支払うしかないのです。
例外の郵便局がある?
クレジットカードの利用ができないため、切手シートを使用したカード現金化の方法は断たれた家のように思えますが、実は例外の郵便局があったのです。
新宿郵便局では、suicaを使って切手シートを購入することができます。
suicaにクレジットカードでチャージをして切手シートを購入すれば、間接的にカード現金化ができます。
suicaはビューカードでしかチャージできないのがネックですが、モバイルsuicaにすれば解決します。
全国に広がっていないのが残念ですが、東京新宿周辺にお住まいの方なら十分に利用可能でしょう。
普通切手だと1,000円切手があるのですが、こちらは20枚シートもありますが100枚シートもあります。
合計2万円からなんと10万円になります。
実際には電子マネーのチャージ上限があるので、せいぜい2万円が限度でしょう。
それでも郵便局窓口で電子マネーを使ってカード現金化できるなら、これほど便利なことはないと思いますよね。
でも、残念なことに新宿郵便局でも2015年9月をもってsuicaの使用を終了してしまいました。
もともとsuicaは試験的に導入されたものだったのですが、他の支店では広がりを見せませんでした。
メリットがないと考えたのでしょうか、とうとう打ち切られてしまいました。
今後また別の電子マネーの導入があるのいいのですが、そのときにはぜひ全国的に広がりを見せてほしいものです。
日本全国どこでもカード現金化する方法
新宿郵便局なんで誰でも利用できるところではありませんし、現在ではsuicaも使えなくなりました。
でも、日本全国どこにいても切手シートをクレジットカードで購入する方法があるんです。
それは、郵便局のネットショップを利用する方法です。
郵便局のネットショップでは、各地の名産品や日用品以外に、切手シートやハガキも販売しています。
ただし購入できる切手シートは記念切手で、10枚シートなど少ないものになります。
さらに購入できるセットには限りがあります。
クレジット決済は問題なく選ぶことができるんですが、あまり高額の購入をすることはできないでしょう。
それに購入した切手シートが手元に届くまで数日かかります。
手元に届いてからじゃないと切手シート買取はできないので、時間がかかってしまいます。
切手シート現金化のまとめ
切手シートを利用したカード現金化は可能です。
ただし、カード購入ができるところが限られているのがデメリットです。
さらにあまり高額のカード現金化に向いているとは言えません。
購入する日を変えたり複数枚のカードを使用したりしてなんとか高額の現金化をすることはできるかもしれませんが、労力が必要です。
急いでいる人にも向いていません。
ほんのちょっとカード現金化したい、数日は余裕があるというときに利用してみるといいでしょう。
カードでお金を作るには?
クレジットカードを持っているなら、現金化サイトを利用してお金を作ることができます。
手続きはスマホからの申込で、30分程度で入金してもらえて現金化できます。
申込み条件はクレジットカードなどの各種対応カードを所有していることのみ。審査で落とされる心配はありません。
最近では、クレカがない人でも、後払い系バーチャルカード(ペイディ、バンドルカードなど)や、携帯系プリカ(auPAYプリペイドなど)が使える業者も増えています。
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