換金性の高い商品とは、簡単に言えば高い値段で転売ができるものと捉えていいでしょう。
商品の性質上、一度人手に渡って中古品になると、一気に価値が下がって売りものにならないものもあります。
しかし、中古になっても価値が下がりにくく、中古市場でも人気があって高く買い取ってもらうことができる商品もあります。
実際にどんなものがクレジットカードで買うことができて、換金率が高いのでしょうか。
この記事では、
- クレジットカードで買える換金率の高いモノ
- 出来るだけ高い換金率で売る方法
などについて解説します。
クレジットカードで購入できて換金率が高い商品
- 信販系ギフト券
- Amazonギフト券
- iTunesギフトカード
- ニンテンドープリペイドカード
- スマホ
- パソコン
- ゲーム機類
- ブランド品
信販系ギフト券(カード会社発行ギフト券)
一般的に商品券やギフト券を店頭で購入する場合、現金でしか購入ができません。
ネットでもクレジットカードで購入できないことが多く、支払いは銀行振込みになっています。
デパートの商品券やギフト券類はクレジットカードで購入できず、店頭であっても現金でしか買えません。
ただ、カード会社発行のギフト券であればクレジットカードで購入できて、かつ高換金率で現金化できます。
ギフト券 | 支払いに使える クレジットカード |
購入上限額 | 公式サイト |
---|---|---|---|
JCBギフトカード |
カード番号の最初の4桁が 「3573」から 始まるカード |
30万円 | JCBギフトカード 公式サイト |
VJAギフトカード |
・VJAグループ発行のVisaカード ・Mastercard |
30万円 | VJAギフトカード 公式サイト |
UCギフトカード |
UCカードグループ会社発行の 「UCカード」 |
記載なし | UCギフトカード 公式サイト |
三菱UFJニコスギフトカード |
・DCカード ・MUFGカード(UFJカード含む) ・NICOSカード |
30万円 | 三菱UFJニコスギフトカード 公式サイト |
日専連ギフトカード |
日専連カード | 10万円 | 日専連ギフトカード 公式サイト |
使えるクレジットカードは指定されているものの、それぞれ公式サイトからカードで購入可能です。
これらギフト券は中古になってもほとんど値が下がらず、安定して高い買取価格が維持されているので、初心者でも失敗せずに換金が可能です。
ただし、高額な金券をカード購入する際は、カード会社によるカードの利用制限が入るリスクがあるので注意が必要です。
また、注文してクレジットカード払いを選択するとカード会社によっては簡単な審査があったり、発送のため届くまで1週間かかるなど、不便な点もあります。
ギフト券を現金化するには金券ショップを使います。
金券ショップに転売した場合の換金率相場を見てみましょう。
このように96%〜98%という高い換金率で買取りしています。
カード会社発行のギフト券は、金券の中でも最も換金性の高い商品といってもいいでしょう。
また、ギフト券は、ヤフオクなどでも売却できます。
ヤフオクで売る場合、落札時にシステム手数料が10%かかるのと、出品してから落札されて代金が振り込まれるまでにしばらく時間がかかります。
Amazonギフト券などの電子ギフト券やプリペイドカード
電子ギフト券やプリペイドカードは様々なものが発行されていますが、お金のように使うことができるためこれも金券にあたります。
紙の商品券と比べると、使える場所や購入できるものが限定されているため換金率は下がります。
電子ギフト券やプリペイドカードには以下のようなものがあります。
- Amazonギフト券
- iTunesギフトカード
- ニンテンドープリペイドカード
- GooglePlayギフトカード
- LINEギフトカード
- 楽天ポイントギフトカード
- WebMoney
- Greeプリペイドカード
- Mobageモバコインカード
- DMMプリペイドカード
- プレイステーションストアカード
この中でも一番高換金率なのはAmazonギフト券です。
Amazonの利用者が多く需要があることが高換金率の理由です。
Amazonギフト券はAmazon以外では使うことができませんが、Amazonには豊富な商品があるためギフト券も人気があります。
店頭でも購入できますが、換金しやすいのはAmazonでEメールタイプのギフト券です。
Eメールタイプはメールでギフト券番号を送るだけで業者に買い取ってもらうことができ、換金率も良く即日換金も可能です。
購入には上限があり、1度に「15件まで」または「750万円まで」と決められています。
Amazonギフト券はギフト券の買取サイトで現金化できます。
Amazonギフト券の換金率は70%〜80%程度です。
実際の換金率については随時変動するので、ホームページに記載してある買取価格を確認してから換金しましょう。
Amazonギフト券買取業者での現金化手順
- Amazonギフト券買取サイトから買取の申込みをする
- 折り返し、申込みの受領と内容確認のメールがくる
- 確認でき次第、即日現金が振込みされる
業者のサイトの申込みフォームに従い入力をします。買取依頼したいAmazonギフト券の額面や身分証のアップロード、現金の振込み先口座などの入力をします。
買取額(振込み額)が記載されたメールが届きます。Amazonギフト券のスクリーンショットの送付が要求されることもあります。
振込み手続きが完了した旨のメールが届き、自分の口座に現金が振込みされます。
ネットバンクなどであれば、夜間でもすぐに引き出すことができます。
iPhone
iPhoneも換金率の良い商品の1つですが、Appleの製品は全般的に人気があり高く買い取ってもらえます。
新製品は高く売れますが、iPhoneは中古で型が少し古いものでも高く売れます。
実際の換金率を見てみましょう。
例えば、iPhone12proの128GBは定価117,480円(税込)です。
iPhone12の64GBは定価94,380円(税込)です。
それぞれ買取ショップでは以下のような買取額となっています。
換金率にするとiPhone12は90%以上の高換金率で買取しています。
また、メルカリに出品して売ることもできます。
落札価格は90%程度ですが、出品手数料が10%程度かかるので、実質的な換金率はもう少し下がります。
パソコン
パソコンも換金性の高い商品です。
特にAppleのパソコンは高く売れます。
21.5インチのiMacは132,880円(税込)からで、27インチのiMacは214,280円(税込)からとなっています。
Macを購入する場合、Apple公式サイトや家電量販店などでクレジットカード購入ができますが、ショッピングローンが使えれば金利0%で分割払い購入することもできます。
24回まで金利0%になるため、クレジットカードの分割払いよりも得です。
ただし、AppleのショッピングローンはOricoが運営していて所定の審査があります。
ゲーム機類
ゲーム機類も換金性が高いものの1つです。
ゲーム機は換金性の高い商品として買取されていて、ネットでも店頭でもクレジットカードでの購入ができます。
人気商品であれば中古でも80%くらいで買い取ってもらえます。
また、一部の品薄な機種だと高い換金率で売れる場合があります。
例えばニンテンドースイッチの価格をみてみましょう。
以下のように、現時点では100%以上の換金率で買取りしてもらえます。
これは商品が店頭で品薄になっているため、買取も高値になっているからです。
品薄な商品も定期的に家電量販店やゲームショップに入荷されるので、入荷情報をチェックして、そうした商品を手に入れることができれば、高い換金率で現金化が可能です。
ブランド品
高級ブランド品は欲しがる人も多いため転売すれば高く売れます。
重要なのは常に人気のブランドであること。
一時的に人気があっても、流行りすたりが激しいブランドは売りづらくなります。
流行りすたりの影響を受けづらく、常に人気があるのは「ルイヴィトン」です。
また、エルメスやロレックスの腕時計も人気が高く買い取り額も期待できます。
換金率の高いブランド品とは、需要が多いブランドであることが重要です。
具体的な例をみてみましょう。
モノグラムの「ポシェット・メティス」は定価239,800円です。
上記買取店では160,000円なので66.7%の換金率となります。
モノグラム ネヴァーフルは定価189,200円で、買取店では118,800円となっており、換金率は62.7%です。
こちらは中古品の買取額なので、新品の場合はもっと高値が期待できます。
GMTマスターⅡ(126710BLRO)は、定価2,118,000円で買取店では1,950,000円で買取りされていますから、換金率は92%になります。
サブマリーナー(114060)は定価1,358,000円で買取店では1,180,000円なので換金率は86.8%です。
ロレックスの中でも人気の機種を選べば高換金率で現金化できます。
ただし、高級ブランド品に全く興味がなく知識がない人は商品選びが難しいかもしれません。
同じブランドでも品番によって価格が違ったり、同じように見えても古い型の商品という場合もあります。
自分の得意な分野で現金化につながる商品を買うのが理想的です。
高換金率で転売できる方法
商品の換金率が高く的も、換金する方法が悪ければ損してしまいます。
購入したものと合致した売却方法を選択することで高換金率での現金化が可能です。
例えば、高級ブランド品をリサイクルショップに持ち込むよりも、質屋やブランド専門の買取店に持ち込んだほうが高く買い取ってもらえます。
以下のように、商品に合った売却方法を選択しましょう。
- 金券ショップ
- 店頭の買取ショップ
- オンラインの買取サイト
- ヤフオク
- メルカリ
商品券、ギフト券、新幹線の回数券、プリペイドカード、図書カード、切手類、その他チケットの買取。
金券は概ね全国的な相場ありどこで売っても大きくは変わらないが、物によってはショップ毎に買取強化している商品もあるので、いくつかショップを探してみる。
ブランド品、ゲーム機類、家電類など。
なんでも買い取るリサイクルショップから、特定の商品専門の買取店まで様々。
リサイクルショップは買取価格が低めなので出来るだけ専門買取店を利用する。
店頭買取ではなくオンラインで買取依頼ができる。
宅配買取、出張買取がある。
それぞれ商品ごとの専門の買取サイトがある。
配送料や出張料などの手数料が別途かかる。
自分で価格設定ができて幅広く様々な商品が出品できる。
入札制なので、基本安く買い叩かれるということはない。
買取店に転売するよりも高値で売れることがあるが、別途、手数料は配送料があるのでその分も計算に入れておく。
ヤフオク同様自分で価格設定して出品できる。金券類など出品が禁止されているものもあるため、事前に確認が必要。
こちらも利用料や売上金の引き出し手数料がかかる。
換金率を最大限に高めて現金化する方法
換金率を高くするには商品選びや売却方法が重要ですが、それ以外にもちょっと気を付けるだけで、換金率が違ってくるポイントがあります。
損をしないように、換金率を最大限高めるポイントを理解しておきましょう。
商品に合った売却方法を選択する
金券類、ブランド品、ゲーム機類など転売する商品に合った買取方法を選ぶことで換金率を高めることができます。
それぞれ、専門の買取店や買取サイトなどを選び、なお且つ高価買取してもらえるところを探すため、いくつか絞って見積りを出してもらい比較することで最大限換金率を高めることができます。
出来るだけキレイな状態で持ち込む
商品を購入したら、できるだけ綺麗な状態で買取店に持ち込むようにしましょう。
新品で未開封なら高価買取してもらえます。
紙の金券やチケットであれば、折れ目が入らないようにして、専用の封筒や表紙などがあれば、それらも付けた状態で売却します。
高価買取時期を狙う
商品ごとに流行時期など高く買い取りしてもらえる時期があります。
例えばブランド品やゲーム機類はクリスマス前だとプレゼントで需要が増えるため高値で買取りしてもらえたり、金券類はお祝いなどで利用されることがあるので卒業、入学時期には高く買い取りしてもらえます。
ブランドバックや時計なども入学祝いや入社祝いなどでプレゼントすることもありますから、そういった時期の前が高価買取時期といえます。
また、ボーナスが出ると自分へのご褒美でブランド品を購入する人もいますから、ボーナス前に買取してもらうのもベストな時期です。
交渉してみる
買取店に持ち込み、見積りを出してもらったら、交渉次第では買取額をアップしてもらえるかもしれません。少しでも高く買い取ってもらうために、ダメ元でも必ず交渉してみましょう。
付属品があるものはセットで
付属品がセットになっているものは、そのまま買取店にセットで持ち込みしましょう。
付属品がないと買取額が下がってしまうことも多いのです。
また付属品が別売りのものはセットで持ち込むことで買取額がアップしますから、商品をみながら確認しておきましょう。
金券類はクレジットカードで購入できないものがほとんどで、これは現金化目的での購入を防ぐためと考えられます。
換金性の高い商品をクレジットカードで買う場合のリスク
カード会社はクレジットカード現金化を認めていません。
クレジットカードを現金化目的で利用する人が増加したため、カード会社は規約で現金化目的での利用を禁止しています。
2.カードの所有権は当社に属し、カードおよびカード情報はカード表面に印字された会員本人以外は使用できないものとします。また、会員は現行紙幣・紙幣の購入、または現金化を目的として商品・サービスの購入などにカードのショッピング枠を使用してはならず、または違法な取引に使用してはなりません。
2.当社は、会員が利用枠を超えた利用をした場合もしくは利用をしようとした場合、利用枠以内であっても短時間に換金性商品を連続して購入する等カードの利用状況が不審な場合または延滞が発生する等のカード利用に係る債務の支払状況等の事情によっては、カードショッピング、キャッシングリボおよび海外キャッシュサービスの全部または一部の利用を一時的にお断りすることがあります。
1.(4)換金を目的とした商品購入の疑い等、会員カードの利用状況が不適当または不審があると当社が判断した場合
最悪、カードの利用停止になったり、強制的に退会になることもあります。
それでも現金化するなら、カード会社の規約には違反する行為であることを念頭におき、クレジットカードの利用の仕方にも注意しながら行いましょう。
金券類、新幹線の回数券、切手・レターパック、クオカードや図書カードなどのプリペイドカードなども高く売れるものですが、そもそもクレジットカード購入ができなかったり、買えてもカード会社から現金化目的での購入を警戒されている商品でもあります。
また、ブランド品や流行もの、プレミア限定品、マニアが欲しがるレトロなものなども高く売れますが、商品の選定が難しい点が現金化利用でのデメリットです。
自分が詳しい分野の物であれば高値で売れるものもすぐ分かるでしょうが、興味がなくあまり詳しくない分野の物を現金化する場合、購入する商品を選定ミスしてしまうことも考えられますし、そうなれば買取額が著しく低くなり損してしまいます。
商品選びは下調べを十分行い、必ず高く売れるものを転売するようにしましょう。
カードでお金を作るには?
クレジットカードを持っているなら、現金化サイトを利用してお金を作ることができます。
手続きはスマホからの申込で、30分程度で入金してもらえて現金化できます。
申込み条件はクレジットカードなどの各種対応カードを所有していることのみ。審査で落とされる心配はありません。
最近では、クレカがない人でも、後払い系バーチャルカード(ペイディ、バンドルカードなど)や、携帯系プリカ(auPAYプリペイドなど)が使える業者も増えています。
以下におすすめの現金化サイトご紹介しておきます。