また、現金化するにはどうするのが一番いいでしょうか?
通常、換金性の高い金券類を、クレジットカードで購入することはできません。
収入印紙も同様で、郵便局や法務局でも原則、現金購入のみになります。
しかし、例外的に収入印紙をクレジットカードで購入する方法があります。
この記事では、
- 収入印紙をクレジットカードで購入する方法
- 収入印紙の換金方法
- 収入印紙を現金化する際の注意点
などについて解説します。
収入印紙の基本情報
発行元 | 国税庁 |
---|---|
額面・種類 | 1円から10万円まで31種類 |
購入場所 | 郵便局・コンビニ・法務局・ヤフオク・金券ショップ・商店など |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・電子マネー・スマホ決済 |
収入印紙 買取できる場所 |
全国の金券ショップ・ネットの買取サイト・ヤフオクなど |
換金率 | 95%~99% |
収入印紙は、国に対する税金や手数料を支払う目的で発行されています。
使い方は、印紙税法によるの課税文書を作成する場合や、5万円以上の領収証などで必要になります。
大きな支払いをした場合に収入印紙が貼られた領収証を受け取ったことがあるでしょう。
収入印紙は国が発行していて、31種類あります。文書や領収書に記載された金額によって貼り付ける収入印紙の額面も変わります。
よく利用されている収入印紙は200円や400円で、郵便局だけでなくコンビニや金券ショップ、町の商店などでも販売されています。
金券ショップなどに売却すると95%以上の高換金率で現金化ができます。
収入印紙をクレジットカードで購入する方法
コンビニなら電子マネーが使える
コンビニではクレジットカードで収入印紙は購入できませんが、電子マネーを使って購入できるところがあります。
ただし、コンビニで扱っている収入印紙は、一般的に200円のみとなっていて、100枚つづり(1シート)で購入しても2万円です。
コンビニは一つの店舗においてある枚数に限りがありますから、高額分購入をする場合、コンビニを何店舗か回るか必要はあるかもしれません。
セブンイレブンでnanaco払い
セブンイレブンではnanacoで収入印紙を購入することができます。通常の買い物であれば他の電子マネーも使えますが、収入印紙はnanaco払いのみできます。
nanacoはセブンカードプラスというクレジットカードでチャージができるので、
- セブンカードプラスでnanacoにチャージする
- 収入印紙を購入する(店員さんに購入する額面を伝える)
- nanaco払いの旨店員さんに申し出る
このような流れで間接的にクレジットカードで収入印紙を買うことができます。
nanacoはカードタイプの「nanacoカード」と、スマホアプリの「nanacoモバイル」があります。
nanacoカードは店頭で申し込めばその場で作ることができ、発行手数料300円がかかります。
nanacoモバイルは、スマホアプリなので「お財布ケータイ機能」があるスマホであればダウンロードして利用できます。
登録無料でチャージも簡単ですから、これからnanacoを利用するならnanacoモバイルのほうがオススメです。
nanacoへのクレジットカードチャージはセブンカードプラスのみで、事前にセブンカードサイトから本人認証サービスに登録しておく必要があります。
nanacoのチャージ上限額は5万円です。(1回のチャージは29,000円まで)
ミニストップでWAON払い
nanacoと同様な方法で、ミニストップでもWAONを使って収入印紙が購入できます。
- イオンカードからWAONにチャージする
- レジで収入印紙を購入する(店員さんに購入する額面を伝える)
- WAON払いの旨店員さんに申し出る
WAONはイオンが運営する電子マネーなので、チャージに使えるのはイオンカード、イオンJMBカードのみです。
WAONもカードタイプとモバイルがあり、モバイルのほうが便利でチャージも簡単です。
WAONへのチャージは1回あたり49,000円までで上限は5万円までとなっています。
ファミリーマートはファミマTカードが使える
ファミリーマートではファミペイとファミマTカードで、収入印紙の購入ができます。
電子マネーだけではなく、クレジットカードで直接収入印紙が買える唯一の方法です。
ただし、使えるのはファミマTカードだけです。
- ファミリーマートのレジで収入印紙を購入する(店員さんに購入する額面を伝える)
- ファミマTカードで支払う
上限は、ファミマTカードならショッピング枠内で購入できます。
ただし、ファミリーマートも店舗に置いてある枚数に限りがあるので、高額の収入印紙を買うには複数店舗を回る必要があります。
なお、ファミマの店舗で予め収入印紙を「いくら分購入したい」とお願いして仕入れておいてもらうこともできます。
郵便局では収入印紙はクレジットカード購入できない
郵便局でも収入印紙を取り扱っています。
しかし、クレジットカードや電子マネーで収入印紙を購入することはできません。
郵便窓口においてお取り扱いする次の商品・サービスについては、クレジットカード・電子マネー・スマホ決済でお支払いいただけます。
- 印紙
- 宝くじ
- 代金引換郵便物等の引換金
- 税付郵便物の関税
- 地方公共団体事務(各種証明書等の交付、バス回数券の販売などの受託事務)
・・・・
(ただし、次の商品・サービスには、ご利用いただけませんので、ご注意ください。)
切手やはがき、レターパックなどはクレジットカードで購入可能です。
これらの商品は、金券ショップで換金・現金化することが可能です。
クレジットカードや電子マネーの残高を現金化する目的であれば、収入印紙よりも切手やはがき、レターパックの方が適切です。
収入印紙を換金する方法
収入印紙は換金率が高く、200円の額面100枚つづり(1シート)の換金率は95~98%、平均で97%ぐらいになります。
実際の買い取り価格は金券ショップによってシートかバラか、額面金額、数量などの条件で上下することがあります。
多くの場合、200円または400円のシートが需要があるための買取が一番高換金率となります。
ショップによっては収入印紙の買い取りを行っていないところもありますから事前に調べておく必要があります。
現金化目的での購入の場合は、実際に買い取ってもらうお店を見つけてから、収入印紙を購入するのがいいかもしれません。
購入した収入印紙は、以下のような方法で換金できます。
自分に合った好きな方法で現金化すればいいのですが、換金率なども比較しながら考えてみましょう。
- 金券ショップ
- 金券などの買取サイト
- ヤフオクなどのオークションサイト
金券ショップ
金券ショップは全国にありますので近くの店舗に持ち込んで、その場で買取の依頼をするだけで、すぐに現金化できます。
換金する金額にもよりますが、免許証などの身分証明書が必要になる場合がありますので、持参していくといいでしょう。
換金率は以下のように95%から99%と高換金率です。
金券ショップのメリットは高換金率かつ、その場ですぐにお金に換えられることです。
買取サイト
ネットで買取しているサイトもあります。
わざわざ店舗に行かなくて済むというメリットがあるため、金券ショップに行く暇がないという人は利用を考えてみてもいいでしょう。
買取サイトの換金率も94%から99%と高換金率です。
サイトによって買取額は異なるため、いくつかサイトをチェックして高換金率のところに申込みしたほうが得ですね。
店頭での買取と違い、収入印紙を買取業者に郵送する手間や配送料がかかるといったデメリットがあります。
- 買取申込書をサイトからダウロードして印刷し、記入したら身分証明書のコピーと収入印紙を同梱するなど準備をする手間がある
- 発送するため、到着や振込みまで時間がかかる
- 発送料や振込み手数料など余計な費用がかかる
発送があるため、買取代金の振込みは早くても2日後〜になります。
すぐに現金化できないことが買取サイトのデメリットです。
また、発送の費用がかかるため、実際の換金率は、表示されているものよりも2〜3%ほど低くなります。
商品の発送は、レターパックプラスなど追跡可能な方法にしないといけないので、600円の送料が必要となり、さらに、振込み手数料が440円(金融機関により異なる)かかり、合計、960円の費用がかかることになります。
金券ショップに行く手間はありませんが、無駄なお金がかかってしまうことを考えれば金券ショップに出向いたほうがいいかもしれません。
ヤフオク
ヤフオクに出品して転売することもできます。
このように収入印紙もたくさん出品されていて、ヤフオクでは100%で落札されていることもあるため、上手くすれば一番高換金率が期待できます。
といってもヤフオクにもデメリットはあり、システム手数料がかかることや、出品や発送の手間があります。
まず出品して落札されると落札システム手数料が10%かかります。
例えば、1万円で落札されたら10%の千円を手数料としてヤフオクに支払うことになり、9,000円が手元に入ってくることになります。
送料を落札者負担で出品するなら送料はかかりませんが、売上金を自分の口座に振込みしてもらうためには振込み依頼100円がかかります。
ですから1万円で出品した収入印紙が落札された場合、最高でも8,900円の受取になります。
換金率でいえば89%ですから、それなら金券ショップの店頭で換金するのが一番得です。
なお、以下のような場合、金券ショップで買取してもらえなかったり、買取価格が下がってしまう場合がありますので、注意が必要です。
- 破れがあるもの
- 1度使っている使用済みのもの
- 額面が200円、400円以外のもの
- 現行デザイン以外のもの
カードでお金を作るには?
クレジットカードを持っているなら、現金化サイトを利用してお金を作ることができます。
手続きはスマホからの申込で、30分程度で入金してもらえて現金化できます。
申込み条件はクレジットカードなどの各種対応カードを所有していることのみ。審査で落とされる心配はありません。
最近では、クレカがない人でも、後払い系バーチャルカード(ペイディ、バンドルカードなど)や、携帯系プリカ(auPAYプリペイドなど)が使える業者も増えています。
以下におすすめの現金化サイトご紹介しておきます。