やり方を教えてほしいです。
新幹線の回数券を使った現金化は有名ですね。
換金すると最高98%にもなることがあり、効率的に現金化することができます。
しかし、カード利用停止などのリスクが伴います。
ここでは新幹線の回数券の
- 購入方法から現金化方法
- 換金率と換金する際の注意点
- リスクを回避する方法
など新幹線の回数券を上手に換金する方法を解説します。
新幹線の回数券を現金化する方法
新幹線の回数券は以下の手順で現金化できます。
- 駅の「みどりの窓口」または「券売機」で回数券をクレジットカード購入する
- 金券ショップなどに持ち込んで換金する
手順はたったこれだけで、即日現金化できます。
駅の窓口でクレジットカードを使って購入できるため、誰でも簡単に現金化できるのですが、新幹線の回数券はカード会社に監視されているので購入する際は注意が必要です。
後述で詳しく説明します。
換金率
新幹線の回数券は出張などで利用する人が多く、金券ショップでたくさん扱われています。
どこの金券ショップでも高換金率で現金化できるため、換金目的での現金化にはよく使われますが、カード会社も新幹線の回数券が現金化に利用されていることは百も承知ですから、入念に監視しています。
回数券の路線によって換金率は異なりますが、自分の地域の路線に合わせて回数券を購入するのが良いでしょう。
また、全国の主要駅付近の金券ショップは換金率が高めですから、駅付近のショップの換金率をチェックしてみましょう。
現在、コロナウイルスの影響で乗車率が下がっていることから換金率も低くなっていますが、通常ですと95%前後と高換金率です。
使用頻度が低い区間は、買取価格が下がったり、そもそも買取してもらえない場合がありますので注意しましょう。
高く買い取ってもらう方法
新幹線の回数券を使って現金化するとき、できる限り高く買い取りしてもらいたいですよね。
以下の点に注意すると高値で現金化することができます。
- 高値で買取されている区間を選ぶ
- 指定席より自由席のほうが需要があるため換金レートが高い
- 発着駅付近の金券ショップが高く買い取ってくれる
- 有効期限が近付くにつれて買取価格が下がる
- 表紙を付けたまま金券ショップに持ち込む
- 買取の時期によって換金率は大きく変わる
- ネットの買取サイトを利用するのも1つの手段
需要が多い区間は高値で買取してもらえる。例えば東京を始発とする東海道新幹線の便は高換金率。
東京→名古屋、東京→大阪、東京→京都、東京→三島などは需要が高い。
逆に東京→新横浜、東京→掛川、東京→相生など利用者数が少ない区間は買取金額が安くなる。
自由席のほうが断然需要が多いため、指定席よりも自由席券のほうが買取額が高い。
回数券の発着駅付近にある金券ショップなら一番高換金率が期待できるが、全く違うエリアの金券ショップでは買取額は低くなる。
例えばJR東日本エリアの回数券をJR東海、またはJR西日本エリアの金券ショップに持ち込むとレートは低い。
回数券を発券後10日以内に買取に出すと高く売れる。
徐々に買取額が安くなってしまうため、できるだけ早く売るようにする。
回数券には表紙が付いているが、表紙がないと買取額が下がってしまうことが多いため、買った状態のまま持ち込むほうが良い。
表紙がないと買取してもらえないことや、表紙がなくても買取してくれるショップもあるが、買取額は下がってしまう。
回数券の需要が多くなる時期を選ぶのが良いが、ゴールデンウィークや年末年始など大型連休は回数券が使用できないため、その付近に金券ショップに持ち込んでも高く買ってもらうことはできない。
2月から4月は春休みで帰省や旅行に出かける学生、新社会人、3月の年度末で出張や転勤での利用者も増えるため、この時期を狙うと高く買い取りしてもらえる。
金券ショップはエリアによって買取価格が違いますが、ネットの買取サイトを利用すれば、区間関係なく相場は同じ。
郵送などで手間と時間がかかるため即日現金化は出来ないけど、区間を気にせず買取依頼できる。
払い戻しを使って現金化できるか
新幹線の回数券は購入した後にキャンセルをすると払い戻しを受けることができ、現金で購入した回数券はキャンセルをすれば、もちろん現金で払い戻しが受けられます。
クレジットカードで回数券を購入した場合、キャンセルをして払い戻しを受けようとするなら、発行した窓口でないと受け付けてもらえません。
また、払い戻しは現金ではなく、カード決済のキャンセル処理として返金されます。
手続き後に現金が受け取れるわけではありません。
JRの公式サイトでも以下のように記載されています。
よって、払い戻しを利用してクレジットカードの現金化はできません。
新幹線の回数券の現金化にはリスクがある
新幹線の回数券は換金率が良いため、現金化に利用されてきましたが最近ではクレジットカード現金化で回数券を利用する人が減ってきています。
一体なぜ新幹線の回数券で現金化しようとする人が減っているのでしょうか?
答えは、あまりにも多くの人が現金化を利用し過ぎたからです。
クレジットカード現金化はカードの利用規約に違反する行為で、新幹線の回数券も換金目的でクレジットカード購入すれば利用規約に違反することになります。
例えば、JCBカードの利用規約には以下のように記載されています。
10.会員は、現金を取得する目的として商品・権利の購入または役務の提供などにカードのショッピング枠、ショッピング残高枠(第19条第2項に定めるものをいう。)を利用すること(以下「ショッピング枠現金化」という。)はできません。なお、ショッピング枠現金化には以下の方式等がありますが、現金を取得することを目的とするショッピング利用である限り、方式のいかんにかかわらず、禁止の対象となります。
・・・・・
規約に違反すると、ショッピング利用が制限され、カードの利用ができなくなる場合があるということも記載されています。
カード会社も多くの人が新幹線の回数券をクレジットカードで購入するため、現金化を警戒するようになっているのです。
新幹線の回数券は金券ショップでの換金率は良いものの、クレジットカードで購入する際は、カード会社に現金化がバレないようにしなければなりません。
それならば新幹線の回数券のカード決済自体を全面的に廃止すれば良いと思うでしょうが、回数券の単価が高いせいもあって、本来の目的で新幹線の回数券を購入している人が不便にならないようにしたいという思惑もあるからでしょう。
では、新幹線の回数券はどうしてカード会社に現金化がバレているのでしょうか。
新幹線の回数券を換金目的で購入した人が、
「カードが利用停止になった」
などとネットに書き込みをしているのをよく見かけますが、クレジットカードで新幹線の回数券を購入しても、すぐにカードは利用停止にはなりませんし、すぐに現金化を疑われることはありません。
というのも、鉄道乗車券や金券購入の利用限度額が個別で設定されているからです。
個別の利用限度額を超えた場合にシステムに検知され、現金化を疑われると問い合わせの電話がきたり、カードが利用が制限されたりするのです。
例えば、JCBカードには以下のように記載されています。
ビューカードも以下のように新幹線の回数券の購入枠は制限されています。
詳細な金額は掲載されていませんが、このように個別での上限が設けられています。
例えば、ショッピング枠が80万円あっても、そのうち鉄道乗車券の枠は10万円しかないという場合があり、ショッピング枠が余っていても新幹線の回数券を10万円以上購入すると上限値を超えたことをカード会社が検知して、カードの利用が制限されます。
この個別の上限を超えない範囲で、新幹線の回数券を購入しなければなりません。
ただ決まりやルールはカード会社ごとに違いますので、一概に個別の利用限度額が設定されているとはいえません。
リスクを回避する方法
このように新幹線の回数券を利用してカード現金化をする場合には、カードの利用停止のリスクが伴います。
ではこのリスクを回避する方法はないのでしょうか。
いくつかのポイントを抑えることでリスクが回避できます。
- 自分の生活圏とは関わりのない区間の回数券は買わない
- 短期間で頻繁に購入しない
- 購入する金額を抑える
- ビューカードを使う
名古屋に住んでいるなら名古屋発新大阪の区間を買うなど、できるだけ自然に見える区間を選ぶこと。
例えば、居住地域とは全く違う路線の回数券の購入をすれば怪しまれるので、カード会社から万が一問い合わせがきても、言い訳ができるようにしておく。
短期間で頻繁に購入すれば怪しまれる。
新幹線の回数券はただでさえ現金化で目を付けられているため連続で購入することは絶対にダメ。
購入額が大きすぎるのもカードが利用停止される原因となる。
新幹線の回数券はクレジットカードで購入できる上限金額が個別で設定されているため、あまり高額なカード現金化には向かない。
逆に小額であれば非常に効率よく現金化ができ、カード会社からも追求されるリスクは少なくて済む。
ビューカードはご存知の通りJR東日本グループが発行しているカード。
鉄道、乗車関連を中心に利用するカードなので、他のカードに比べて怪しまれずに現金化できる。
新幹線の回数券の利用限度枠も他のカードに比べて高い可能性があり、利用停止のリスクは低い。
これらを注意することでリスクを抑えられますが、カード利用停止を100%避けられるというわけではありません。
普段のカードの使い方に問題がある人は、カード現金化も疑われやすいです。
- キャッシング枠をいっぱい使っている
- 返済がよく遅れる
- リボの残高がある
このような要因がある人は、リスクの高い新幹線の回数券には手を出さないほうが無難です。
ビューカードなら新幹線回数券も購入しやすい
ビューカードは、JR東日本の子会社が発行するクレジットカードです。
suicaに紐づけてオートチャージができるカードで、JR東日本をよく利用する人にはメリットの多いクレジットカードですが、このビューカードは新幹線の回数券の利用枠が定められています。
例えばショッピング利用可能額が80万円のうち、新幹線回数券の利用枠が10万円ということもあります。
この利用枠内であれば新幹線の回数券も安心してカード購入できますから、新幹線の回数券もクレジットカード現金化がしやすいといえます。
ただし、ビューカードにいくら新幹線の回数券の利用枠がついているのかは、それぞれの返済能力などによっても異なります。
もし自分の利用可能枠を調べたいなら、カード会社に問い合わせるしかありません。
「新幹線に乗る予定があって回数券を購入したいが、限度額はいくらまでか?」
怪しまれないように聞いてみましょう。
もちろんビューカードでも不自然な利用がみられるとカードの利用停止は免れないので、利用状況の管理は注意して下さい。
カードでお金を作るには?
クレジットカードを持っているなら、現金化サイトを利用してお金を作ることができます。
手続きはスマホからの申込で、30分程度で入金してもらえて現金化できます。
申込み条件はクレジットカードなどの各種対応カードを所有していることのみ。審査で落とされる心配はありません。
最近では、クレカがない人でも、後払い系バーチャルカード(ペイディ、バンドルカードなど)や、携帯系プリカ(auPAYプリペイドなど)が使える業者も増えています。
以下におすすめの現金化サイトご紹介しておきます。