クレジットカード現金化の手順・流れ

クレジットカード現金化の手順や流れは、現金化の方法により異なります。金券ショップなどを使って自分でやる方法もありますし、ネットに出ている業者を利用する方法もあります。いずれの方法もクレジットカードの締め日までの期間を最大にすることがポイントです。

クレジットカード現金化の方法

クレジットカード現金化は、新しい現金調達方法として今、利用者が急増しています。特に専業主婦や若い女性の利用者が増えています。急な出費があってもお金を工面できない場合や消費者金融などは利用していてもうこれ以上借入れができない方でも、クレジットカード現金化ならクレジットカードさえあれば誰でも現金を受け取ることができます。

ただし、成人していて自分名義のクレジットカードを持っていることが条件です。

クレジットカード現金化は、自分でやることもできるし、現金化業者に申し込みしてやってもらうこともできます。
それぞれの手順や流れについて説明します。

自分で現金化

クレジットカード現金化を自分でやる場合、クレジットカードで高額換金できる商品を購入します。
例えば、ブランド品、貴金属、ゲーム機、家電製品、金券、新幹線の回数券などが高額で買い取ってもらえる可能性が高いです。それらを質屋などの買取業者に買い取ってもらい現金化します。

簡単にできる方法ですが、これはリスクも伴います。
どこのクレジットカード会社も、”支払いの済んでいない商品に対して転売してはいけない”という規約を定めています。

逆に考えれば、カード会社への支払いが済めば転売しても良いということになります。
それなら、支払いが終わってから転売しようと思う方もいるかもしれませんが、商品を購入してからカード会社から請求がくるのが1ヶ月から長いと2ヶ月くらいかかります。締め日との絡みで翌々月になる場合もあります。現金が必要な時ってたいてい急ぎで必要な場合が多いですから、その支払いが済むのを待っていることはできません。

ですから、自分で現金化する場合、カード会社に知られないように商品を転売しなければなりません。

先ほど記述したような高額換金できる商品を大量に購入したら、すぐにバレてしまいます。カード会社はどのようにカードを使っているのかチェックしていますから、怪しいカードの使い方をすればすぐにバレてしまうのです。

もし、カード会社に現金化がバレてしまえば、発行してもらったクレジットカードは利用停止になるかもしれません。しかも、その情報は個人信用情報センターに登録されてしまうため、今後の借入れやローンの申し込み、クレジットカード発行なども難しくなってしまうかもしれません。

もし、今まで金融トラブルなどがないのなら、1度目は要注意で済むでしょう。

でも、また現金化をしてバレてしまった場合は、即停止または強制退会させられる可能性も出てきます。

このようなリスクが伴うので自分で現金化する場合は慎重に行動する必要があります。

業者で現金化

クレジットカード現金化には、現金化をしてくれる専門の業者がいます。

専門の現金化業者は数えきれないほどあります。その中から優良業者を選定し、サイトのフォームや記載されている電話から申し込みします。

先ほど自分で現金化する場合、リスクが伴うと話しましたが、現金化業者を利用した場合はカード会社にバレるリスクが格段に減ります。ですからクレジットカード現金化をするなら現金化業者に依頼することをお勧めします。

ただ現金化業者に頼んだ場合、換金率や手数料などがあるので自分で現金化するよりも受け取れる現金は少なくなります。
けれど、大きなリスクを背負って現金化するより、安全に自分の情報に傷をつけないように現金化するほうが得策といえます。

なぜ、現金化業者で現金化することがカード会社にバレにくいのかというと、現金化業者が直接決済していないからです。
現金化業者が決済したらバレバレです。現金化業者は決済代行業者に依頼してクレジットカードの決済を代わりにやってもらっています。決済代行業者を挟むことにより、商品などが明確に記載されずカード会社には何を購入したのか分からないようになります。

このようなカラクリがあるので自分で現金化するよりは安全です。

現金化業者の現金化方法

現金化業者の現金化には主に「商品買取方式」と「キャッシュバック方式」の2種類があります。以前はどこも買取方式でしたが、今は「キャッシュバック方式」を採用しているところが多いです。それぞれの現金化方法を説明します。

商品買取方式

商品買取方式は、その名の通りクレジットカードで買った商品を業者に買取ってもらい現金化するものです。この方法は自分で現金化するものも含まれます。

この現金化方式のメリットは、キャッシュバック方式に比べて還元率が良いという点です。

業者に依頼した場合の流れです。

まず現金化業者のWEBサイトの申し込みフォームから送信します。
業者から折り返し連絡あり、指定されたサイトの商品の中から、換金金額に相当する商品選び、クレジットカード決済で購入します。
その後、購入した商品が自宅に送られてきます。その商品を業者に送り返します。
商品が業者側に届いたら、指定した口座に現金が振込まれます。

買取方式のデメリットは、このように手間と時間がかかることです。高価買取してもらえる商品選びから高く買取してくれる業者を探さなくてはならず、時間と手間がかかってしまいます。これを惜しまない方には向いていますが、すぐに現金が必要という方には向かない方法です。

商品買取方式を採用している業者に依頼したとしてもキャッシュバック方式に比べればやはり時間はかかってしまいます。

商品が届いたら、わざわざまた業者に送り返さなければならないのは面倒ですよね。この工程は省けそうですが、省くことはできない工程になります。それは、業者側は違反にならないよう発送したという情報を残さなければなりません。発送した証拠を残さなければならないので、面倒でも利用者側は1度受け取る必要があるのです。

中には店舗を構えているクレジットカード現金化業者も存在します。店舗運営している業者は商品買取方式を採用しています。
金券、チケット、ブランド品などを扱う”金券ショップ”としてお店を構えていることが多いです。

そのお店で販売している商品をクレジットカードで購入し、それをその場で買い取ってもらい現金化するというものです。
20分前後で現金化できますから、近くにそういった店舗があれば、非常に便利です。店舗ですから直接説明を聞けますし、安心して取引できます。

キャッシュバック方式

キャッシュバック方式は、業者が指定しているサイトで商品を購入すると、そのキャッシュバックとして現金が受け取れるというものです。

キャッシュバック方式のメリットは、すぐに現金が受け取れることです。最短5分で自分が指定した口座に現金を振込みしてもらえます。

今、現金化業者のほとんどがこのキャッシュバック方式を採用しています。そして、ネット運営している業者は山ほどあります。
その中から自分に合った優良業者を見つけましょう。

キャッシュバック方式の現金化の手順です。

まず現金化業者のWEBサイトの申し込みフォームから送信します。
業者から折り返し連絡がきて本人確認や申し込み内容の確認、手順の説明などを聞きます。
指定されたサイトで商品を選びクレジットカードで購入します。
業者が決済を確認した後、指定した口座に現金を振込みしてもらえます。
購入した商品が届くので受け取りします。

キャッシュバック方式はキャッシュバックの現金を受け取ることが本来の目的です。届く商品は100円ショップで売っているようなあまり価値のないものが多いです。けれど、それを購入することが条件で現金を振込みしてもらっているので、必要のないものでも必ず受け取らなければなりません。

そして、クレジットカードの支払いをリボや分割にした場合、その支払いが終わるまではきちんと保管しておく必要があります。
商品が必要なくても捨てずに持っていましょう。

業者の選定が大切

先ほども説明しましたが、専門の現金化業者は数えきれないほどあり、ほとんどが優良業者ですが悪質で騙そうとする業者も中にはあります。
クレジットカード現金化は、ネットで調べれば多くの業者がヒットするでしょう。その中から、口コミや評判を見て優良業者を探しましょう。

悪質な業者を選んでしまえば、商品は送られてこない、現金も振り込まれないなんてこともあります。

業者をある程度絞ったら、1度電話で問い合わせてみるのも良い方法です。きちんとした丁寧な対応や説明などが受けられる業者でなければ信用できません。威圧的な対応してくる業者もいます。そういう業者では現金化するのも不安になりますよね。

もし、申し込みの途中でも怪しいと感じたら、途中で手続きを中止しましょう。

優良業者であれば、必ずホームページを持っています。ホームページの作りが雑になっていないか、現金化に必要な情報が掲載されているか確認しましょう。

優良業者なら、キャンペーンを実施していることもあります。逆にキャンペーンを実施している業者なら優良業者である可能性が高いです。

クレジットカード現金化を業者に依頼するなら、まずは業者のホームページを確認し優良業者を選ぶ必要があります。

クレジットカード現金化の注意点

クレジットカード現金化には注意しなければならないことがあります。
業者に依頼するなら先ほどもお伝えした通り、優良業者を選ぶようにしましょう。
他にも注意することがあります。

・自分でクレジットカード現金化するのはバレやすい
こちらも前述でもお伝えしましたが自分でクレジットカード現金化する場合、気を付けないとクレジットカード会社にバレてしまいます。現金化がバレてしまえば、クレジットカードが利用停止になることもあります。

・新規発行のカードで現金化はバレる
クレジットカード現金化目的でクレジットカードを作った場合など、新規で発行されたばかりのクレジットカードで現金化すると現金化が疑われやすくなります。いきなり高額をリボや分割で使うというのはやめたほうがいいでしょう。ある程度カード会社から信頼されるよう利用履歴を作ってから、現金化したほうがいいでしょう。

・大量購入や短期間で何度も購入
個人のクレジットカードで高額商品を大量に購入したり、短期間で何度も同じような高額商品を購入しているとカード会社から疑われやすくなります。カード会社のほうでは、どのようなものを購入しているのか全てチェックしています。
ですからすぐに怪しまれてしまいます。

・ショッピング枠を使いきらない
ショッピング枠をマックスまで使い切ってしまうのは危険です。これもカード会社から疑われやすくなります。
限度額ギリギリまで使わず、少し余裕を持たせて現金化するのが良いでしょう。

・支払い遅延はしない
現金化できてホッとしたあと、次にやってくるのは支払いです。
現金化する場合、きちんと返済することまで考えて利用することが大切です。返済できないなんてことになれば、もちろんカードは利用させてもらえなくなります。滞納することも危険です。そういった情報は信用情報センターに全て登録されてしまいます。クレジットカードが利用停止になるだけでなく、他での借り入れやローンを組む際など、お金にまつわることに全て関わってきます。
支払い遅延や滞納は絶対しないようにしましょう。

クレジットカード現金化のメリット

お金が必要になったら、カードローンや金融機関、消費者金融などを使うのが一般的ですよね。
しかし、カードローンや消費者金融はもう使っていてこれ以上使えない場合や、そもそも審査が通らなくて借入れができない場合、借入れをしている履歴を残したくない、借金をしたくないという人もいるでしょう。

そんな場合にクレジットカード現金化は向いています。
また、クレジットカード現金化は消費者金融や他の借入れに比べてメリットがあります。

・審査がない
たいていの借入れには審査があります。審査には時間がかかったり、在籍確認などをされたり、人に知られてしまうこともあるかもしれません。審査が通らない可能性もあります。
けれど、クレジットカード現金化には審査がありません。本人確認できる書類の写しを写メなどで送れば現金化は簡単にできます。

・総量規制の対象外
借入れするとその情報は信用情報センターに登録されてしまい、今後の借入れやローンに響きます。けれどクレジットカード現金化はあくまでショッピングなので総量規制は関係ありません。借金扱いにはならないのです。

・申込みから30分以内に現金が受け取れる
急ぎで現金が必要な場合、特に助かりますね。審査がないので、簡単に現金化できます。
申込みして指定されたサイトでショッピングするだけです。

・ポイントが貯まる
クレジットカード決済をするのでクレジットカードのポイントが貯まります。
通常のお買い物同様、ポイントが付与されるのです。

決済までが長いクレジットカードが有利

買取方式、キャッシュバック方式いずれの方法であっても、クレジットカードで商品を購入するのですから、決済日に注意する必要があります。
一番有利なクレジットカードは締め日から決済日までの期間が長いカードです。1か月以下のクレジットカードが多い中、1か月と5日間の支払猶予があるカードも存在します。高額決済した場合、決済資金の調達をするためには一日でも支払までの期間が長い方が有利です。

そして、そのようなクレジットカードの効果を最大限に発揮するためには、締め日の翌日に取引をすることが大切です。これだけで支払日までの期間が1か月違うのです。

このようにして、クレジットカード現金化を効率的にすることができます。ただし、決済までの期間が短いので、資金調達は計画的にしないと支払不能となり、最悪の場合ブラックリストに載ってしまいます。こうなるとクレジットカード自体使えない事態になりかねず本末転倒です。

クレジットカード現金化に向いていないカード

クレジットカード現金化は業者により、扱っているカードブランドが違います。カードブランドとは、VISA、Mastercard、JCBといったものです。クレジットカードにはこのブランドが必ずついています。

現金化業者により扱っていないブランドもありますので、業者を決める際にチェックしましょう。
また、業者のサイトに掲載されていないことも多いので、電話で問い合わせをしてみると良いでしょう。

一般的に現金化業者で取扱いしづらいブランドはJCB、アメックス、ダイナーズと言われています。この3つのブランドはVISAやMastercardに比べると決済手数料が高く、アメックスとダイナーズは他のカード会社に比べてチェックが厳しいとされています。要するに他のカード会社よりバレやすいということです。

ですから、現金化業者では扱っていないところも多いです。

現金化するなら、VISAやMastercardが無難です。