クレジットカードを現金化するとき、一括払いでの決済であれば、翌月の支払い日には全額返済することになります。
しかし、もし一括で返済できない場合は分割払いにすることも可能です。
現金化業者を使って現金化した場合、返済はクレジットカード会社に対して行いますが、分割払いにしたい場合はどのようにすればいいのか、分割払いのデメリットも併せて説明します。
一括払いをしたあと、分割払いに変更する方法
クレジットカード現金化の返済は、普通のショッピング同様以下の支払い方法が選べます。
- 一括払い
- 分割払い
- リボ払い
現金化業者を使って現金化する場合、支払い方法は一括になりますが、後日決済情報がカード会社に届いたあと、カード会社に支払い方法の変更を申し出ることで分割払いやリボ払いに変更ができます。
以下の手順で分割払いで現金化できます。
現金化業者に依頼する場合の分割手順
- 現金化業者のサイトから申込みをする
- 本人確認手続きをして、指定の方法でクレジットカード決済で買い物をする
- 決済完了後、業者から現金が振込みされる
- 1日〜2日後、カード会社へ電話または、ウェブサイトのマイページで支払い方法を一括払いから分割払い(リボ払い)へ変更手続きをする
- 翌月以降から分割での返済が始まる
分割への変更手続きはできる限り早いほうがいいです。
確定してしまうと、分割への変更ができなくなってしまいます。
分割払いのデメリット
分割払いをした場合のデメリットとして、利息がかかることが挙げられます。
ただし、カードによっては2回払いまでは利息がかからないため、支払い可能であれば2回で支払うのが理想です。
ただ、3回以上の分割でないと支払うことができない場合は支払回数によって利息がかかります。
多くのクレジットカードでは分割払いとして3回から36回払いを選ぶことができます。
また、クレジットカード現金化では業者を利用した場合、業者の手数料もかかるため、通常の分割払いやキャッシング、カードローンよりも手取り金額は少なくなるのが一般的です。
現金化する時に業者への手数料として20%ほどかかるとします。
さらに12回の分割払いにすれば、カード会社へ14%ほどの手数料(金利)がかかるので、トータル35%ほどの手数料を支払うことになります。
分割払いにした場合の金利
カード会社によって多少年率は変わりますが、手数料の一例としてご紹介します。
支払い回数 | 3回 | 5回 | 6回 | 10回 | 12回 | 15回 | 18回 | 20回 | 24回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年率 | 12.00 | 13.25 | 13.75 | 14.25 | 14.50 | 14.75 | 14.80 | 15.00 | 15.00 |
100円あたりの 手数料 |
2.01 | 3.35 | 4.02 | 6.70 | 8.04 | 10.05 | 12.06 | 13.40 | 16.08 |
もし10万円分のショッピング枠を使ってクレジットカードの現金化をして、10回払いにすると、
10万円×(6.70÷100円)=6,700円
10万円+6,700円=106,700円
106,700円÷10=10,670円
となり、
毎月10,670円
の返済となります。
※端数が出た場合は、初回にプラスされて請求されます。
このとき現金化で振り込まれる金額は7万円〜8万円程度です。
分割払いができない場合
クレジットカードを利用している人の多くは一括払いを選択しています。
しかし、大きな買い物をするときもありますし、無理なく返済したいという人は、分割払いやリボ払いを普段から利用していますが、時に分割払いができないことがあります。
分割払いができない場合、どのような原因が考えられるのでしょう。
クレジットカードが分割払いに対応していない
全てのクレジットカードが分割払いやリボ払いに対応しているわけではありません。
クレジットカードの申込みをする際に、利用規約やサービスについて説明されていると思いますが、分割ができないカードの場合、「1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、ボーナス2回払い、リボ払い」のみという場合もあります。
ダイナースやアメックスなどステータスの高いカードは、支払い方法が「1回払い、ボーナス一括払い、リボ払い」のみとなっています。
また、分割払いやボーナス払いを利用する際、事前の登録が必要になるケースもあります。
カード入会時にある審査とは別に改めて審査をされます。審査が無事に通れば分割払いが利用できます。
クレジットカードが希望する分割回数に対応していない
分割を選んで買い物をするとき、自分が希望する分割回数に対応していないと分割払いができません。
分割払いの回数は、カード会社によって決められており、「2回、3回、5回、6回、10回、12回、15回、18回、20回、24回、30回、36回」としているカード会社が多いです。
そのため、4回払いや9回払いなどは指定できません。
また、最大分割回数は24回または36回と決められていることが多いですが、中には最大60回まで分割できるカードもあります。
返済期間が長くなることで利息が増えてしまうものの毎月余裕をもって返済できます。
このように分割といってもカード会社によって異なるため、利用する前に自分のカードについて確認しておきましょう。
利用限度額を超えている
分割払いで支払える金額にも上限があります。
いつも分割払いを使っていると、いつの間にか利用限度額をオーバーしている場合もあります。
分割払いの上限は、カード会社のウェブサイトのマイページなどで確認できる他、カード裏面の電話番号へ電話して教えてもらうこともできます。
延滞や滞納した過去がある
過去にクレジットカードの返済ができずに滞納したり、延滞したことがあれば分割払いが認められないことがあります。
もし過去に延滞していて、それが原因で分割ができないのであれば、残債を精算するなどして一旦リセットするなどでしてカードの利用を復活させることができます。
これ以外に考えられる理由が思い当たらない場合、クレジットカード会社へ問い合わせて確認してみましょう。
分割払いをしたことがあるのに、突然使えなくなった場合は何らかの理由があります。
カードでお金を作るには?
クレジットカードを持っているなら、現金化サイトを通してお金を作ることができます。
手続きはスマホ申込で、30分くらいで入金してもらえます。
申し込み条件はクレジットカードなどの対応カードを所有していることのみ。審査で落とされる心配はありません。
最近ではクレカを持ってない人でも利用できるように、後払い系バーチャルカード(ペイディ、バンドルカードなど)や、携帯系プリカ(auPAYプリペイド、dカードプリペイドなど)が使える業者も増えています。
以下におすすめの現金化サイトご紹介しておきます。