カードローンとクレジットカードのキャッシング枠・ショッピング枠の違いを解説

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急に現金が必要になる時ありますよね。
でもそういう時に限って手元に現金が用意できなかったりします。

そこでまず借りる手段を思い浮かべますが、家族や友人に借りることができない場合、金融機関などからの借入れをすることになります。
今回はカードローン、キャッシング、クレジットカードショッピング枠現金化の3つを比較してみたいと思います。

どのような違いがあるのでしょう。
どの方法で現金を調達するのが良いのでしょうか。

カードローンとは?

カードローンは、ATMからカードで現金を引き出して融資を受けることが出来るローンのことです。
利用限度額内で、ATMを利用して自由に何度でも借入れや返済ができる比較的小額の個人向け融資です。

カードローンは金融機関、クレジットカード会社、消費者金融で申し込みをすることができ、担保や保証人が必要ありません。利用する目的は自由で、住宅ローンやマイカーローン、学資ローンなどより審査が緩めで手続きも簡単となっています。

即日借入れできるプランもあります。

金利

カードローンの金利は8%から18%となっています。
だいぶ差がありますが、これは借りる場所によって変わります。

銀行、信用金庫、JA、労働金庫は8%から14%となっており、カード会社やアコム、プロミスといった消費者金融は14%から18%になっています。もし、カードローンを使うなら銀行、信用金庫、JA、労働金庫のほうが返済額は少なくて済みます。

ただ、借りるための審査が少々消費者金融よりは厳しいと思われます。
比較的借りやすいのは消費者金融のカードローンでしょう。

借入限度額

担保や保証人は必要ありませんが、申込み後に審査があります。
年収や現在までのカードローンの利用実績、信用情報によって上限額が決められます。限度額内であれば繰り返し利用することができます。

返済方法

カードローンの返済には、以下のような方法があります。

  • ネットバンキングを使って返済
  • 返済用の口座に振込み
  • ATMで返済
  • 店頭で返済

一番多く利用されている方法は、ATMからの返済です。

随時返済
いつでも返済できます。経済的に余裕がある時、利息を減らすために多く返済することもできる方法です。

約定返済
毎月決められた期日に返済を行います。また、この約定返済日に決められた金額を返済します。

メリット

用途は自由
カードローンで借りたお金の使い道は自由です。生活費、娯楽、旅費、医療代など必要なものに使えます。

無担保、無保証人
担保や保証人が必要なくお金を借りることができます。
個人の信用力でお金を借りることができます。

ATMで利用できる
コンビニのATMで借りたり返済したりできるのでとても便利です。
急にお金が必要になっても、近くのコンビニに行って引き出せます。

融資までスピーディー
申込みから融資までスピーディーです。
審査はありますが、申込み後すぐに行われ、当日中に融資も可能です。

デメリット

返済期間が長いほど利息がかさむ
返済期間が長くなるほど、利息の支払いも多くなります。
繰り上げ返済をするなど、なるべく早く返したほうが支払いが少なくて済みます。返済計画を立てて利用しましょう。

借金意識がなくなる
コンビニのATMでもお金が引き出せるため、銀行口座からの引き出しと同じような感覚になり、あまり借金という意識がなくなってしまいます。
そうするといつの間にか限度額いっぱいまで借りていて借金地獄に陥ってしまうことになります。
気を付けなければなりません。

他のローンへの影響
カードローンを一時的に使って返済が終わっていたとしても、住宅ローンやマイカーローンなどを組む時に影響してしまう可能性があります。
今現在借入れがなくても、カードローンの契約をしていると借りていると判断されてしまう可能性があります。

これは限度額が高いほど他の審査への影響がでてしまうということです。

キャッシングとは?

キャッシングは一般的に、クレジットカードに付帯しているものでATMを利用してお金を引き出すことができます。
クレジットカードの申込みをするときに借入れ上限額を希望すると審査で利用枠が決められます。クレジットカードが発行されたあとでも申込みすることができます。
個人向けの少額融資が受けられます。

クレジットカードを持っていれば、キャッシングは大抵付帯されています。ただ利用する場合は申込みが必要ですから、ネットや電話から申込みしましょう。

クレジットカードのキャッシング以外には、消費者金融系キャッシング、銀行系キャッシングなどがあります。
どのキャッシングも使用用途が決まっていないため便利な反面、金利は高めとなっています。

金利

金利は年15~18%といったところです。借りる前にクレジットカード会社のマイページなどから確認しましょう。

借入限度額

収入や他のローンなどを確認され、審査されます。
それによって限度額が決められます。

もし、もう少し増やしたい場合は増枠申請することもできます。ただ、カード会社から認められなければ増枠はしてもらえません。
また、キャッシング枠を増やすとショッピング枠が減ることになり、どちらもお互い影響を受けます。

返済方法

返済は翌月1回払いかリボ払い(残高スライド元利定額方式)が選べます。クレジットカードで設定している口座からの引き落としか、銀行やコンビニのATMから返済します。

メリット

無担保、無保証人
カードローンと同様に担保や保証人が必要なくお金を借りることができます。
収入や信用情報などを見て、これくらいなら貸しても大丈夫だろうと信用で成り立っています。

用途は自由
キャッシングも使い道は自由です。用途が決められていないので生活費でも娯楽でも旅費でも医療代でも、何でも必要なものに使えます。

即日融資
キャッシングも即日融資可能です。
手元にクレジットカードがあるため、すぐにお金が必要な場合、一番スピーディーに借入れすることができるのではないでしょうか。

返済をきちんとしていれば何回でも借りられる
決められた枠内であれば、何度でも借りることができます。きちんと返済することで返済額は減っていきますから、またお金が必要になった場合、その空いた枠分、また借入れすることができます。

デメリット

カードローンに比べて金利が高い
カードローンに比べて金利が高めなのがキャッシングです。
簡単に借りられるがゆえ、高い利息がついてきます。

月々の支払いを少なめにしていると長期にわたって返済していかなければなりません。計画的になるべく早く返せるようにしないといつまで経っても利息を払い続けることになります。

借り過ぎ注意!
簡単に借入れできるため、借り過ぎてしまうといったことが挙げられます。
枠が空けばすぐに借りていると、いつになっても完済できず、高い利息も払い続けることになります。

クレジットカードショッピング枠現金化とは?

クレジットカードのショッピング枠を現金に換えることです。
商品買取式とキャッシュバック式があります。

商品買取式
クレジットカードで換金性の高い商品を購入し、それを買取業者に買い取ってもらうことで現金化します。

キャッシュバック式
クレジットカード現金化業者に依頼し、指定されたサイトで指定された商品を購入し、そのキャッシュバックとして現金を受け取ることができます。

金利

金利と呼ばれるものはありません。
クレジットカード現金化では換金率というもので受け取れる現金が変わります。
換金率が高ければ高いほど多く現金が受け取れます。

借入限度額

カードのショッピング枠が限度額となります。
ショッピング枠が30万円なら現金化の限度額も30万円ということになります。

ショッピングで使っている分があるなら、残りを現金化で使うことができます。利用する前に、ショッピング枠がいくら残っているか確認しておきましょう。

返済方法

クレジットカード現金化業者を利用しても、現金化業者に返済するわけではなく、クレジットカード会社への返済となります。
カード会社の規約に乗っ取って返済していくことになりますが、通常のショッピング枠での返済方法が使えます。

一括払い、分割払い、リボ払いから選ぶことができます。

メリット

信用情報に影響しない
信用情報機関に登録される情報は、キャッシング、カードローン、その他ローン、クレジットカード、携帯キャリアなどの借入れや一時的に借入れとなるものですが、ショッピング枠は借入れに該当しません。

ですから、ショッピング枠の現金化は信用情報に影響しないので、自分の信用情報に傷がつくことがありません。

審査がない
発行されているクレジットカードを使うだけなので、ショッピング枠が残っていて成人している人なら誰でも現金化できます。クレジットカードがないならクレジットカード現金化はできません。まずはクレジットカードを作成しましょう。その際の審査はあります。

総量規制対象外
キャッシング、カードローンなどは総量規制があり、年収の1/3までの借入れと制限されています。それ以上は借入れできませんが、ショッピング枠現金化は総量規制対象外です。

すぐに現金が受け取れる
ショッピング枠の現金化は商品買取式なら自分でやることもできますが、手間と時間がかかります。
専門の現金化業者に依頼すれば、即日30分で現金化することができます。

すぐにお金が必要な時に便利です。

デメリット

手数料がかかる
業者に依頼すると手数料がかかります。換金率以外に手数料がかかるため、実際の換金率は75%から85%ほどでしょう。
これを金利で考えればバカ高いといえます。

例えば10万円を換金率80%で現金化したなら受け取れる現金は8万円です。2万円も手数料がかかっていることになります。キャッシングやカードローンで考えれば10万円借りて2万円もの利息は考えられません。

クレジットカード現金化は損です。
キャッシングやカードローンが使えない人など最終手段として考えたほうが良いでしょう。

違反行為
クレジットカード現金化はカード会社の規約を破る行為です。
違法な行為ではありませんが、規約違反なんです。

クレジットカード会社の規約に現金化は禁止と謳ってあるからです。
もし、現金化がバレれば、クレジットカードは利用停止や強制退会などが考えられます。

悪徳業者に注意
現金化業者を利用する場合、悪徳業者に注意が必要です。
クレジットカード現金化業者はたくさんあり、中には利用者を騙そうとする業者もいます。

例えば、カードの決済をしたのに現金を振り込んでもらえなかった、聞いていた額よりも振込み金額が少なかった、闇金などに個人情報を流されてしまったとこのようなことが実際にあります。

利用する前に、現金化業者の比較サイトや口コミサイト、2chなどで下調べをしてから利用しましょう。

どの方法で現金を調達するのが良いか

カードローン、キャッシング、クレジットカードショッピング枠現金化の3つを紹介してきましたが、結局どの方法で現金を手に入れるのが良いのでしょうか。まずは、自分に合った方法を選ぶのが良いでしょう。

カードローンは借入れ専用のローンです。
今後も借入れする可能性が高く、繰り返し使うならカードローンが良いでしょうし、一時的にお金を借りたいなど今後も必要な時に一時的に借りるような場合はクレジットカードに付帯しているキャッシング機能で十分でしょう。

そして、クレジットカードショッピング枠現金化は換金率や手数料の面から損となるので、カードローンやキャッシングを使うことができない場合、もういっぱいでこれ以上借りられない場合など最終手段として利用するのが良いでしょう。

カードでお金を作るには?

クレジットカードを持っているなら、現金化サイトを利用してお金を作ることができます。

手続きはスマホからの申込で、30分程度で入金してもらえて現金化できます。

申込み条件はクレジットカードなどの各種対応カードを所有していることのみ。審査で落とされる心配はありません。

最近では、クレカがない人でも、後払い系バーチャルカード(ペイディ、バンドルカードなど)や、携帯系プリカ(auPAYプリペイドなど)が使える業者も増えています。

以下におすすめの現金化サイトご紹介しておきます。

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