クレジットカードを現金化する方法はいくつかありますが、有名な方法でSuica定期券を使った方法があります。
結論から言うとこの方法であれば確かに、97%以上の換金率で即日現金化することができます。
非常に高い換金率です。
ただし、良いところもあれば、逆に悪いところもあるものです。
今回は、この方法の具体的なやり方や実用性、メリット・デメリットを中立的な視点で検証してみたいと思います。
やり方
まず、具体的なやり方を見て行きましょう。
ポイントは、クレジットカードを使ったSuicaへのチャージと切符の返金方法です。
Suica定期券を購入とチャージ
まずSuica定期券を券売機で購入します。
通常Suicaにクレジットカードを利用することはできないのですが、定期券を買うときはクレジットカードで支払うことができます。
そしてこの時、同時にクレジットカードを使ってSuicaにチャージをすることができます。
続けてクレジットカードでSuicaにポイントをチャージしてください。
このとき出来るチャージ金額の上限は1万円までです。
定期券の期間は、今日からではなく、先の日付にしておいてください。
今日からにしてしまうとあとで定期券の払い戻しができなくなります。
券売機で切符を購入
チャージしたSuicaで切符を購入します。
区間はなんでもいいのですが、出来るだけ大きい額の方がいいでしょう。
チャージしたポイント分がなくなるまで切符を買ってください。
Suicaにチャージしたポイントの1万円分全部を使い切って、切符を買うのがポイントです。
ちょうどうまく1万円になる様に切符を買えれば一番ですが、余りが出る場合は現金を足して切符を買ってください。
とにかくSuicaに残高が残らない様にした方がいいです。
券売機で切符の払い戻し
続いて、購入した切符を払い戻しします。
購入した切符は券売機で払い戻しすることができます。
やり方は以下の通りです。
1、画面の「買い間違い 払い戻し」をタッチします。
2、買った切符を切符投入口に入れます。
3、現金が払い戻されます。
人に会うこともないし、簡単に現金にすることができます。
ただし、時間が開いてしまうと払い戻しできなくなって、みどりの窓口へ行かなくては行けなくなります。
買った切符は5分以内に払い戻ししてください。
これでSuicaのチャージ分は100%で現金化することができました。
定期の払い戻し
次に定期券の分を払い戻しします。
定期券の払い戻しは、少し手間がかかります。
券売機からはできないので、みどりの窓口へ行きます。
定期券の払い戻しは、以下のものが必要になります。
・定期券
・身分証明書
・購入した時のクレジットカード
定期券の払い戻しされたお金は、クレジットカードの引き落とし口座に返金されます。
その場で、原則現金にすることはできません。
また、払い戻しの手数料として220円が掛かります。
Suicaのデポジットを回収
空になったSuicaにはカードを作ったときにデポジットととして500円が支払われていますが、この500円は回収できます。
まとめと総評
この方法でクレジットカードを現金化した場合、掛かる経費は220円のみということになります。
チャージした10,000円分が現金化できるので、実質97%以上の換金率にはなりそうです。
そして、駅が開いている時間なら即日現金にすることもできます。
しかし、定期券の購入分は後で銀行口座へ振り込まれる形になるので即座に現金にというわけには行きません。
即日現金化出来るのは、10,000円なのでちょっと金額的には物足りないという印象です。
また、この方法は繰り返し使えないという点もマイナスポイントでしょう。
同じことを何度もやっていたら、みどりの窓口でも怪しまれるし、なによりカード会社から目をつけられるのは間違いありません。
確かに換金率は良いのですが、現金化できる金額の少なさと、掛かる手間を考えるとちょっと割りが悪いようにも思えます。
メリット・デメリット
メリット
・97%の高い換金率
・即日現金化に出来る即効性
・クレジットカードとSuicaがあれば実行できる手軽さ
デメリット
・即日現金化できる上限は10,000円と少ない
・みどりの窓口で定期の払い戻し手続きが面倒
・カード利用停止のリスク
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