PayPal(ペイパル)は、アメリカのPayPal社が提供しているインターネットを利用したオンライン決済サービスで日本でも広がりを見せています。
PayPalを使ってAmazonギフト券が購入できるのかということですが、結論からいいますと、AmazonではPayPal決済に対応していません。
よってAmazon公式サイトで、PayPalを使ってAmazonギフト券を購入することはできません。
今回は
- PayPalを使ってAmazonギフト券を購入する方法
- PayPalを現金化する方法
- PayPalを使った現金化の注意点
などについて解説します。
公式以外でAmazonギフト券をPayPalで購入する方法はないか?
PayPalにクレジットカードやデビットカード、銀行口座の情報を登録しておけば、パスワードだけで支払いができるため、オンラインショッピングサイトでいちいちクレジットカード情報を入力することなく支払いができます。
AmazonではPayPalが使えない
Amazonでは様々な決済方法が使えますが、PayPalには対応していません。
Amazonで対応している支払い方法は以下の8つとなっています。
- クレジットカード
- コンビニ払い
- 電子マネー
- Amazonギフト券
- 代金引換
- Paidy翌月払い
- 銀行ATM
- ネットバンキング
Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・銀聯(クレジットカード機能のみ)
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・サークルKサンクス・デイリーヤマザキ・セイコーマートで店内の端末機で発行してレジで支払い
楽天Edy・Suica・iD・JCB PREMOのみ
商品購入時にAmazonギフト券で支払い
Pay-easy対応ATMのみ
ジャパンネット銀行・住信SBIネット銀行・じぶん銀行のみ
したがって、PayPalを使ってAmazon公式サイトでAmazonギフト券を購入することはできません。
また、コンビニやショッピングセンターなどで取り扱っているカードタイプのAmazonギフト券もPayPalでは購入できません。
このように公式ルートでAmazonギフト券を購入する方法はありませんが、他にPayPalが使えてAmazonギフト券が販売されているところはないのでしょうか。
PayPalでAmazonギフト券を購入する方法はないのか?
AmazonではPayPalが使えませんが、Amazonギフト券が販売されていて、PayPal決済に対応しているお店があれば購入は可能です。
PayPalが使えるサイトの中に、「eBay」というECサイトがあります。
eBayはPayPalの親会社だった過去があるためPayPalでの支払いができます。
ただ、eBayでAmazonギフト券が販売されていても、外国対象のAmazonギフト券なので、日本のAmazonでは使えません。
Amazonギフト券はそれぞれ国ごとに発行されており、その国のAmazon以外では使えません。
以上のことから、eBayでのPayPayを使ってAmazonギフト券を購入するのは難しいと考えられます。
一方、eBayを日本人向けにローカライズされた「セカイモン」というサイトがあります。
セカイモンはeBay公認の日本版公式サイトです。
利用方法はeBayと同じですが、全て日本語ですから英語は必要ありません。
また、セカイモンもPaypalに対応していますから、Amazonギフト券が出品されていれば購入することができます。
ただ、現時点でセカイモンではAmazonギフト券は出品されていませんでした。
ギフト券の出品自体は禁止されていないので、Amazonギフト券が出品されていないか時々チェックしてみると購入できる可能性はあります。
AmazonでPayPal以外の電子決済でAmazonギフト券は買えるか?
Amazonでは電子マネー決済に対応しています。
前述でお伝えした通り「楽天Edy、Suica、iD、JCBプレモ」を使うことができますが、AmazonでAmazonギフト券を購入する際に電子決済を使って購入することができるのでしょうか。
このようにAmazonのサイトで購入する場合、ほとんどのAmazonギフト券がクレジットカード払いのみにしか対応していません。
現金化によく利用されるEメールタイプのAmazonギフト券もクレジットカード決済でしか購入できません。
チャージタイプもクレジットカード払いのみで、コンビニなどで販売されているカードタイプやシートタイプのAmazonギフト券は基本的に現金払いのみです。
ただし、以下の通り、例外があります。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ミニストップ
nanaco払いで購入できる
ファミマTカードで購入できる
WAON払いで購入できる
セブンイレブンならnanaco、ミニストップならWAONでAmazonギフト券カードタイプが購入できます。
それぞれ上限は5万円となっているもののこれらの電子マネーならカードタイプのAmazonギフト券が購入できます。
AmazonでAmazon Payは使えない
Amazon Payは、導入したショップで最短2クリックで買い物が支払いができるサービスです。
このサービスはAmazonのサイト内では利用することができません。
Amazon Payは、Amazonに入っていないネットショップでも、Amazonのアカウントの情報が共有されて、住所や決済情報を入力せずに買い物をすることができます。
わざわざ個々のネットショップに新規登録する必要がないため便利です。
新たに新規登録するのが面倒だったり、セキュリティなど安全面でも心配になりますが、Amazon Payなら個人情報をあちこちに提供をする必要がないのも安心です。
このように便利なAmazon Payですが、Amazon内では使えませんから、もちろんAmazonギフト券の購入にも使えません。
AmazonがPayPal決済に対応しない理由
ネットショッピングでは特にPayPalを採用しているサイトが多いのですが、なぜAmazonではPayPal決済ができないのでしょう。
今後PayPalが使えるようになるのでしょうか。
PayPalがAmazonで使えない理由として、以下のようなことが考えられます。
- Amazonが提供するAmazonPayとPayPalが競合関係にあるため
- PayPalはもともとAmazonと競合関係であるeBayの子会社であったためeBayとの関係が今も強いから
eBayはAmazonと同じくアメリカに本社を置くECサイトです。
Amazonとは1、2を争うEC企業で、その子会社であった過去があるPayPalを採用することは考えにくく、今後もAmazonでPayPalが使えるようになる可能性は低いと言われています。
PayPalを使った現金化方法
PayPalを使ってAmazonギフト券を購入することはできませんが、PayPalを使ってチャージ残高を現金化する方法はないのでしょうか。
送金機能を使った現金化
PayPalには支払い機能だけでなく、送金機能もあります。
例えば友人にお金を支払うとき、友人もPayPalを利用していれば、PayPalで送金することできます。
この機能を使ってクレジットカードを現金化することが可能です。
手順は以下の通りです。
- 2つのPayPalアカウントを作る
- 片方のアカウントにクレジットカードから入金する
- 入金したほうのアカウントから、もう一方のアカウントに送金する
- 登録してある銀行口座に振込みされる
1つのスマホで1つのアカウントしか作れないため、スマホを2台持ってそれぞれアカウントを作るか、友人に協力してもらいましょう。
住所や氏名などが同一でクレジットカード情報まで同一の場合は現金化が疑われてしまいます。
できるだけ信頼できる友人やパートナーに協力してもらうのがいいですね。
送金機能を使って送金します。
個人間で送金する場合、上限は1回につき10万円までです。
この機能を使えばPayPalで現金化することができます。
PayPalを使って換金性の高い物を購入し転売して現金化
PayPalが使えるショップで換金性の高い商品を購入し、買取店などに転売すれば現金化することができます。
PayPalを使った現金化は、この方法が一番安心安全でやりやすいですね。
以下のサイトでPayPalが使えます。
PayPalが使えて換金性の高い物が購入できるショップは以下の通りです。
- ヤマダウェブコム
- セカイモン
- ebay
- Qoo10
- スワロフスキー
- magi
- FARFETCH
家電、ゲーム機類など
https://www.yamada-denkiweb.com/
車などのパーツやアクセサリー、時計、カメラ、家電など
宝石、アクセサリー、時計、Apple製品、ゲーム機、パソコンなど
ゲーム機、家電、パソコン、スマホ、カメラなど
https://www.qoo10.jp/
ジュエリー、腕時計など
https://www.swarovski.com/ja-JP/
ゲーム機、ゲームソフト、レアなカードゲームなど
https://magi.camp/
ブランド品、バッグ、腕時計など
購入した商品を買取店に持ち込んで見積りしてもらい、見積もり金額に納得できればその場で現金が受け取れます。
いくつか買取店を調べて、それぞれ見積りをとって高く買い取ってくれるショップを選びましょう。
店舗買取以外にオンラインで買取してくれる業者もたくさんあります。
商品を転売した現金化は昔から使われている手法ですが、商品の選定から買取店選びまで手間と時間はかかります。時間に余裕のないときには他の方法を使ったほうがいいかもしれません。
チケットを転売して現金化
PayPalは以下のようなチケット売買サイトでも使うことができます。
- チケット流通センター
- チケットストリート
https://www.ticket.co.jp/
https://ticket.st/
上記サイトでチケットを購入して、再度出品すれば換金することができます。
金券ショップや買取サイト、ヤフオクなどで売ることができます。
電子チケットなどは、チケット発券URLの受け渡しをメールやLINE上でやりとりして売却します。
利用日や期限が迫ったイベントのチケットではなく、開催日まで日数があり余裕のあるチケットを購入しましょう。
期限が迫っているものは買取額も下がります。
中古のチケット相場は、80%から90%となっており高換金率で売却できます。
チケットも金券類にあたりますし人気のチケットなど取りにくいものは高く売れます。
期限切れでなければそこまで値崩れしません。
PayPalを使った現金化の注意点
PayPalを使って現金化する際には以下の点に注意しましょう。
PayPalは現金化を禁止している
クレジットカードや電子マネーなどは現金化や換金目的での利用が禁止されています。
PayPalも同様に現金化目的での利用は禁止されています。
PayPalのアカウントを利用停止にさせられてしまう可能性もあります。
送金機能などを使う場合には特に要注意です。
同じ名前同士が送金すれば怪しまれますし、偽名を使ったとしても登録しなければならないクレジットカードやプリペイドカード、口座の名義と変わってしまいます。
友人にもPayPalのアカウントを作ってもらって協力してもらうのが1番安全ですが、現金化を知られたくない場合1人で行うなら注意が必要です。
現金化には最低でも数日はかかる
送金機能を使った現金化をしたとしても、すぐに振込みが反映されるわけではありません。
PayPalの送金機能は不正などが行われていないか全てチェックされ、確認が完了するまでは振込みが行われません。
2日~7日程で送金されたお金が口座に反映され振込みが確認できます。
すぐに振込みされずに焦って問い合わせをしてしまい現金化がバレてしまった例もあります。
振込みには数日はかかることを覚えておきましょう。
1回の決済で10万円まで
PayPalは1回の決済上限が10万円までと決められています。
これは不正利用を防ぐ目的で決められているため、10万円以上の商品購入はできません。
10万円以上の現金化をしたい場合、何度かに決済を分けることもできますが、立て続けに同じような決済をしていればPayPal側から現金化を疑われる可能性が高まります。
PayPalは10万円以内の現金化に向いた方法です。
電子ギフト券を高換金率で現金化させるには?
Amazonギフト券や、Appleギフトカードなどの電子ギフト券は電子ギフト券買取サイトで現金化が可能です。
出来るだけ換金率の優遇があるサイト使うのがポイントです。
買取換金率が高く、振り込みが早い定番の買取サイトを以下にご紹介させて頂きます。