Amazonギフト券やiTunesカードなどの電子ギフト券を売買できるサイトはたくさんあります。
その中の1つに「amaten(アマテン)」があります。
アマテンでは、どのようにしてギフト券の売買をするのでしょう。
どのようなシステムなのでしょうか。
注意点なども含め危険性はないのか詳しく解説します。
アマテンとは?
アマテンはAmazonギフト券やiTunesカードなどの電子ギフト券を売りたい人と買いたい人が直接やりとりして売買することができるサイトです。
こういった売買サイトの中ではアマテンは大手です。
出品数は3千点を超えており、9割以上の取引きが成立しています。
もし電子ギフト券を売却したいなら、アマテンを利用すれば高く売れるでしょう。
オークションのように出品額も自分で決めることができます。定価より安く出品されている同じギフトカードより少々安めに設定すれば、より落札されやすくなります。
もし、お金に困った時には、電子ギフト券を使ってクレジットカード現金化をして、アマテンで売却するのもありかもしれません。現金化業者に依頼するより換金率は良いでしょうから。
利用にかかる費用
アマテンを利用するのに費用はかかるのでしょうか。
会員登録をする場合や月額料金、ギフト券の購入をする場合に手数料はかかりません。利用料も無料です。
- 出品手数料
- 出金手数料
- 引出手数料
- エラー手数料
しかしアマテンでは出品する際に、上記のような手数料がかかります。
出品する場合に手数料として、額面の1.99%(税込)がかかります。
そして、その出品したギフト券の取引が成立した場合に現金を受け取るための出金手数料として499円(税込)がかかります。
ギフト券の購入にはお金が発生しませんが、出品する場合には手数料が必要です。
例えば、1万円分のAmazonギフト券を9,500円で出品し、落札されると額面の1.99%の手数料を引いて9,301円が受け取れますが、さらに出金手数料がかかり、最終的に8,802円が口座に振込みされます。
もし引き出すのに手数料がかかるなら、さらに受取金額は下がります。
これなら買取サイトで買取ってもらうほうがいいかもしれません。手間もかかりませんし換金率も同じか、それ以上になりますから。
また、エラー手数料というものがかかる場合があります。
このエラー手数料はまともなギフト券であれば特に問題ないですが、落札された方がアカウントに登録できないなどエラーが発生した場合にかかる手数料です。
エラーになったら額面の9.99%の手数料をアマテンに支払わなければなりません。例えば1万円なら990円が引かれます。
アマテンでの売買の流れ
購入する手順
- まず、会員登録が必要です。
新規会員登録かFacebookやGoogleのアカウントでログインすることもできます。 - 自分のアカウントの残高にチャージします。
チャージは以下の方法があります。
・銀行振込
・ビットコイン
・モナコイン - 購入したいギフト券を検索し、選んだら「ギフト券を買う」をタップします。
- 選択したギフト券の詳細画面が表示されるので、券種、額面、金額、有効期限などを確認し、間違いがなければ「購入する」をタップします。
- 購入完了。画面にギフト券番号が表示されているはずです。
完了後、エラー報告を30分以内にしなければなりません。ギフト券が届いたらすぐにそのギフト券の番号をアカウントに登録しましょう。
ギフト券番号は一番上に表示されています。問題なくギフト券が登録できた場合、画面上の「登録できた」をタップして取引を完了させましょう。
もしエラーが出て利用できなかった場合は「エラー報告へ」をタップします。このエラー報告は購入完了から30分以内でないとできないので時間に余裕のある時に購入手続きをしたほうが良いでしょう。
出品する手順
- ログイン後、マイページのメニューから「ギフト券を売る」をタップします。
- 出品画面が表示されます。券種、ギフト券番号、額面、有効期限、出品価格などを入力し、「出品内容の確認へ」をタップします。
- 出品内容の確認画面が出ますので、確認し、相違なければ「出品する」をタップします。
- 出品完了
アマテンの注意点
出品した際の費用が高い
前述でも説明した通り、出品する際に「出品手数料」「出金手数料」「引出手数料(現金を引き出す場合)」などの費用が意外に高く、手間や時間をかけて売却するより、買取サイトに申込みして買い取ってもらうほうが確実に現金化できます。
換金率もあまり変わりませんし、買取サイトなら即日現金が受け取れます。
詐欺師がいる
ギフト券の売買サイトには詐欺師が多く潜んでいます。
以前よりセキュリティを強化しているものの、それをかいくぐって利用者を騙しています。
そういった詐欺師に引っかからないように注意しなければなりませんが、詐欺師に騙されてしまう可能性がゼロではありません。
アマテンは大手の売買サイトですが、それでも詐欺をする人がいるのです。
売買サイトは慎重に利用しなければなりません。
トラブルが多い
詐欺師もそうですが、通常の売買のやり取りをする上でも、やはりトラブルは多いのです。
個人間での取引ですから、トラブルが発生しやすいということは頭にいれておきましょう。
ちなみに、個人間でのトラブルに運営側は一切タッチしません。
要するに助けてはくれないのです。
自分達で何とかしてくださいということです。
これも詐欺などが発生しやすい状況ともいえますね。運営側は何もしてくれないから、詐欺し放題です。
でも、もし騙されたなら、運営側に「対処してくれないなら警察や消費生活センターに相談する」といえば、運営側は警察などから責められたり運営の調査をされたりといった面倒なことになってしまいます。極力ゴタゴタには巻き込まれたくないですから、助けてくれるかもしれません。
強気で出ても良いでしょう。
エラー報告は30分以内に!
アマテンではアカウントへの登録エラーを防ぐため、ギフト券を購入したあと、「エラー報告」は購入完了から30分以内に行わなければならないというルールを設けています。30分を超えてしまった場合には、そのギフト券に問題があっても返金されません。
必ず30分以内にエラー報告をしましょう。
アマテンの危険性とは
先ほどの注意点でもお話しましたが、詐欺も発生しています。
詐欺師は、落札後、そのギフト券を何らかの方法でアカウントに登録できないようにしてしまいます。
購入者は、落札後、そのギフト券を30分以内にアカウントに入力しなければなりませんが、すでに詐欺師によって登録できないようにされていますから、エラー報告をします。
しかし、すでに詐欺師は退会していたり、連絡が取れなくなっているのです。
購入者がギフト券をアカウントに登録する前に、出品者は出品したギフト券を自分のものにしてしまうのです。そしてそこで決済された売上金も手に入れてしまうのです。
騙されないよう注意が必要ですね
トラブルの事例
事例1
アマテンで3万円分のアマゾンギフトを購入したが、ギフト券コードがアカウント登録できなかった。
何度か試しているうちに30分以上経ってしまい、エラー報告してもキャンセルできなかった。
事例2
アマテンで不正アクセスされた。
2万円分のアマゾンギフト券を勝手に購入されてしまった。
<被害者は多いようです。自分のアマテンのアカウントを乗っ取られたという事例です。>
事例3
アマテンで楽天ポイントギフトカードを購入したら、楽天のアカウントが停止した。楽天に問い合わせしたが、不正なポイントだった。
事例4
アマテンでアマゾンギフト券を割引で購入していた。
お得だったので定期的に購入していたが、ある時購入したAmazonギフト券をいつも通りアカウントに登録したが突然Amazonからキャンセルされた。
これは最初に購入した人がクレジットカード決済を支払い方法にしたが、引き落としできなかったため無効にしたものだった。
アマテンにもAmazonにも相談したが、どちらも責任を押し付け合っていた。
事例5
アマテンで、正規のAmazonギフト券を出品した。
購入者からアカウントにチャージできなかったとクレームがきた。
アマテンからエラー手数料を取られた。
<エラーなんて出ていないのにエラー報告され、出品者が詐欺に遭った事例です。正常なギフトコードであることが間違いない場合、エラーの申請がきても返金対応してはいけない>
Amazonでは売買サイトの利用に関して注意喚起している
上記のような売買サイトで様々なトラブルが発生しているため、Amazonでも売買サイトで購入しないよう、注意喚起しています。
アマテンも含まれていますので、あまり勧められませんが、利用する際は十分に注意しましょう。
電子ギフト券を高換金率で現金化させるには?
Amazonギフト券や、Appleギフトカードなどの電子ギフト券は電子ギフト券買取サイトで現金化が可能です。
出来るだけ換金率の優遇があるサイト使うのがポイントです。
買取換金率が高く、振り込みが早い定番の買取サイトを以下にご紹介させて頂きます。