急な医療費の支払い!カード現金化でピンチは乗り越えられる?
どんなに健康管理に気を配っていても、突然病気やけがに見舞われることがあるでしょう。
自分自身だけではなく、家族が体調を崩すこともあります。
急な病気やけがによる医療費の支払いは、家計に大きな影響を及ぼします。
どうしても現金が用意できないというときに、カード現金化を活用して医療費支払いに役立てることはできるのでしょうか。
病院はクレジットカード利用可能?
医療費はすべて現金払いと思っている人も多いですが、最近ではクレジットカード払いが可能なところも増えてきています。
使えるところも多いので、急な医療費の支払いでもカード払いができ不便に感じることも減ってきました。
しかし中には使えないところもあります。
そしてカードが使えるところでも、別途手数料が発生することがあります。
カード払いができても現金は必要
入院費や治療費の支払いはクレジットカード払いができても、その他入院や通院には諸々と現金払いが必要になることがあります。
例えば交通費、付き添いの方の食費、入院に必要な身の周りの品の購入費など。
結局、病院がカード払い対応でもいくらかの現金は用意しなくてはいけません。
どんな病院が使えて使えない
総合病院など大きな病院は、ほとんどがクレジットカード払いに対応しているでしょう。
クリニックや診療所は使えないところも多いです。
特に昔ながらの町医者のような小さな診療所では、カード払いはできないと考えていた方がいいでしょう。
新しいクリニックは対応できるところも多いですが、事前に確認が必要です。
どんなカードが使えるのか
どんなカードが使えるのかは、その病院によっても異なります。
VISAやマスターカード、JCBは使えるところが多いですね。
しかしJCBが使えてもVISAが使えないなんてケースもあります。
また、ダイナースやアメックスは加盟店の数も少ないので、事前に利用可能かの確認が必要です。
医療費は戻ってくるのでは?
日本の健康保険制度は充実していると言われていますね。
保険診療を受ければ全額実費ではなく、3割負担で済みます。
さらに高額療養費制度があります。
3割負担でも支払う医療費が高額になることがありますが、高額になると払い戻しされる場合があります。
ただし、高額療養費制度は、同じ月の1ヶ月以内にかかった医療費自己負担額が一定以上の金額以上になった時に適用される制度です。
つまり上限金額までは自己負担金がかかるということになります。
それに払い戻されるまでに時間がかかり、直ぐに現金が必要なときに間に合わせることはできないのです。
高額療養費の自己負担上限は年齢や所得によっても変わってきますが、30代から40代の平均的なサラリーマンの所得額の人であれば上限は約87,000円です。
急な病気での8万円の出費は、結構痛いですね。
後から戻ってくるとはいえ、どうしても現金のやり繰りに困る人もいるでしょう。
そんな場合、カード現金化で凌ぐという方法もあるのです。
医療保険に加入している場合
医療保険に加入していたら、高額療養費以外に保険金が給付されることがあります。
万が一に備えて医療保険に加入している人も多いのではないでしょうか。
急な医療費発生の際に給付される保険金は非常に便利ですが、やはり直ぐに支払われるという訳ではありません。
高額療養費よりは早く、申請から5日程度で支払われることが多いようです。
ただし医療保険で適用される医療費は、保険の契約内容によっても異なります。
通院や日帰り入院では保険金が給付されない医療保険もあり、注意が必要です。
高額療養費でも賄えない、そして医療保険も適用されないというときには、どうやってお金を調達したらいいのでしょうか。
もしクレジットカードのショッピング枠に余裕があれば、カード現金化という手段もあります。
必要な分だけ現金化しよう
高額療養費制度を利用で賄えない部分や足りない分の費用を、カード現金化で補ってピンチを乗り越えるのもいいでしょう。
特にバイトやパートの人は出勤数が減ると給料にも響いてくるため、病気やけがの後は金銭的に苦しくなります。
だからといって、不必要な分まで現金化するのはNGです。
後から必ずやってくるクレジットカードの支払いを忘れてはいけません。
必要最小限を現金化して、後から無理のないように返済していきましょう。
保険金が戻ってくるなら、できるだけ支払い回数は少なく設定しましょう。
できれば金利の掛からない一括払いがいいですが、病気の後直後に金銭面が回復するとは考えにくいので、無理のない設定で分割払いに設定するのが良いです。
リボ払いだけは極力避けましょう。
どうしてもカード現金化が利用できない、もしくは金額が足りないという場合は、病院窓口でも分割払いの相談を受け付けてくれることがあります。
急な病気やけがの医療費で困らないように普段から蓄えておく必要がありますが、困った時には然るべきところへの相談やカード現金化も検討してみましょう。
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