Suicaの払い戻しでチャージ残高を現金化するには?

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Suicaの残高を現金化するにはどうしたらいい?

Suicaはチャージした残高を現金で払い戻しすることができます。

クレジットカードからのチャージも可能なので、この仕組みを使えばカード現金化にも応用できそうです。

ただし、この方法、お金の工面として使うには不都合な点もあって、

  • チャージ上限が20,0000円と少額
  • 払い戻しには2週間〜1ヶ月かかる
  • Suicaが解約される

などがあげられます。

そうしたデメリットはあるものの、普通に使わなくなったSuicaを現金化して可能なので方法を解説します。

Suicaの払い戻し方法は?

前提としてSuicaには以下の種類があります。

カードタイプ
├ Suicaカード(無記名Suica)
├ MySuica(記名式Suica)
├ Suica定期券

スマホアプリ
├ Android モバイルSuica
├ iPhone ApplePaySuica

それぞれ手続きは違いますが、いずれもSuicaを解約させることで残高が払い戻しされて現金化されます。

※現在、Suicaカード(無記名Suica)は新規発行が中止されています。

モバイルSuica(Android)の払い戻し手順

AndoroidのモバイルSuicaは、スマホのSuicaアプリ上から払い戻しの手続きができます。

手続き完了後、振り込みまでに2週間~1か月程度かかるため、すぐに現金が手に入るわけではありません。

  1. モバイルSuicaアプリを起動してログインする
  2. 「会員メニュー」をタップする
  3. 払いもどすSuicaの「Suica管理」をタップする
  4. 画面下部の「このSuicaを払いもどす」をタップする
  5. 払いもどし額を確認し「次へ」をタップする
  6. 本人名義の金融機関口座情報を入力する
  7. 確認画面で金額及び払戻先口座を確認し、「払いもどしてカードを削除する」をタップする

ApplePayのSuica(iPhone)の払い戻し手順

iPhoneのSuica(ApplePay Suica)の残高も解約することで払い戻しが可能です。

モバイルSuica同様、入金には、2週間~1か月程度かかります。

  1. Suicaアプリケーションを起動しログインする
  2. Suica一覧画面で払いもどしたいSuicaを選択する
  3. 「チケット購入/Suica管理」をタップする
  4. 「このSuicaを払いもどす」をタップする
  5. Suicaカード削除手続き案内画面で内容を確認のうえ「次へ」をタップする
  6. 払いもどし額確認画面で「次へ」をタップする
  7. 本人名義の金融機関口座情報を入力する
  8. 払いもどし確認画面で内容を確認の上「払いもどしてカードを削除する」をタップする

WEBブラウザ(iPhone/Android共通)から払い戻し手順

アプリ版のSuicaでは、iPhone/Androidともにブラウザから解約・払い戻しのもできます。

アプリの起動やログインができない場合は、この手続きを試してみてください。

  1. ブラウザで「会員メニューサイト」を開きログインする
  2. 会員メニュー画面で「退会」を選択する
  3. 退会・Suica払いもどし手続き案内ページで「同意する」を選択する
  4. 払いもどし額確認画面で「次へ」をタップする
  5. 会員本人名義の日本国内金融機関口座情報を入力する
  6. 確認画面で内容を確認の上「申込む」をタップする

なお、ログイン情報が分からなくなった場合、こちらの手順で再発行できます。

カードタイプSuicaの払い戻し方法

カードタイプSuicaの払い戻しは、JR東日本のみどりの窓口でできます。

窓口にSuicaを出して「Suicaの解約をお願いします。」と言えば、その場で手続きして、残高があればお金を返してもらえます。

払い戻しされる金額は、

チャージ残高+デポジット500円−手数料220円

です。

名前の入っていない無記名Suicaであれば、書類は不要ですが、定期券などの付いた記名式Suicaの場合は、身分証明書など公的書類が必要になります。

現在、カードタイプのSuicaは新規発行が中止されているので、一度、返却してしまうと再度入手することができないので注意が必要です。

なお、スマホのアプリ版Suicaは窓口での払い戻しはできません。

払い戻しにかかる手数料は?

Suica残高の払い戻しには手数料220円がかかり、残高から差し引かれて、残った分が振込されます。

残高が定期券、Suica残高合算しても220円未満の場合は手数料は0円になります。

カードタイプSuicaの場合、デポジットの500円も返ってきます。

SF(電子マネー)の払いもどし額は、SF(電子マネー)の残高から手数料220円を差し引いた金額です。ただし、定期券を購入している場合で、定期券の払いもどし可能額が220円以上の場合は、SF(電子マネー)の払いもどしに手数料は発生しません。定期券の払いもどし可能額が220円未満の場合は、220円に満たない額をSF(電子マネー)の残高から手数料として差し引いた金額で払いもどします。

なお、Suicaを最後に利用して10年以上経っている場合は、払い戻し対象外となります。

ご指定いただいた振込先口座への返金は、目安として退会手続きの完了から2週間~1ヶ月後となります(ただしSF残高が手数料に満たない場合、返金はありません)。

払い戻しにかかる期間

アプリ版Suicaの場合、手続きがオンラインに限られるため、入金されるまで2週間~1ヶ月かかります。

一方、カードタイプのSuicaは、窓口で対応できるので即日の返金が可能です。

再入会はできる?

Suicaを払い戻しをするとそのSuicaは必然的に退会となります。

ただし、早ければ翌日、遅くても数日以内には再入会が可能です。

退会後、再入会される場合は、以下の制限があります
・モバイルSuicaアプリからの退会の場合:退会完了の翌日4:00以降
(カードをモバイルSuicaへ切替える場合は、5:00以降)
・会員メニューサイト(ブラウザ)から退会の場合:退会完了の翌日 7:00以降
・申請フォームから退会の場合:退会完了メール配信後(申請から2~3日後)

ただし、カードタイプSuica(無記名Suica)は、新規発行が中止になっているため、一度、返却してしまうと再発行はできないのでご注意ください。

Suicaにチャージできるクレジットカードは?

モバイルSuica(Android)

AndroidのモバイルSuicaですが、以下のクレジットカードからチャージができます。

・JCB
・VISA
・Mastercard
・American Express
・Diners Club
・ビューカード
・JR東海エクスプレス・カード

本人認証サービス(3Dセキュア)は必須ですが、国内発行のクレジットカードであれば、ほぼすべて利用可能です。

海外で発行されたクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードは利用できません。

また、同一のクレジットカードを複数のモバイルSuica会員情報に登録することもできません。

手順

あらかじめチャージ元のクレジットカードをSuicaアプリに登録しておく必要があります。

クレジットカードをSuicaアプリに登録する際の手順は以下の通りです。

  1. Suicaアプリを起動する
  2. チャージしたいSuicaを選択する
  3. 下部にある「チケット購入・Suica管理」をタップする
  4. 「登録クレジットカード情報変更」をタップする
  5. カ-ド情報の入力画面が出るので、カード番号と有効期限を入力する

Apple PayのSuica(iPhone)

ApplePayのSuicaですが、ApplePayへ登録できる以下のクレジットカードでチャージ可能です。

・JCB
・VISA
・Mastercard
・American Express
・Diners Club
・ビューカード
・JR東海エクスプレス・カード

ただし、一部のスマホの機種やカードの発行元によっては、これらのカードでもApplePayへ登録できない場合があるようです。

詳しくは、ApplePayの公式サイトを参照ください。

3Dセキュアは必須です。

手順

ApplePayへチャージするには、あらかじめクレジットカードをiPhoneのWalletアプリに登録しておく必要があります。

WalletアプリからSuicaにチャージする際の手順は以下の通りです。

  1. Walletアプリを起動する
  2. チャージしたいSuicaを選択する
  3. 「チャージ」をタップする
  4. チャージしたい金額を入力する
  5. Touch IDまたはFaca IDで認証する

カードタイプSuicaのクレジットカードチャージ

現在、カードタイプSuicaの発行は中止されています。

カードタイプのSuicaはJRのみどりの窓口か、多機能券売機で購入することができます。

クレジットカードでチャージするには、JRの駅に設置してあるATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)を使います。

ただし、チャージに使えるカードは、VIEWカードのみです。

その他、一般クレジットカードでカードタイプSuicaへのチャージはできません。

モバイルsuicaへクレジットカードからのチャージ上限は?

モバイルSuicaへのチャージ上限は20,000円です。

SuicaのSF(電子マネー)上限額は20,000円で、個別の変更等はできません。

また、クレジットカードチャージには、別途上限があって、Suicaの利用の仕方によってはチャージ上限額以下でもチャージできないことがあります。

チャージ時に(2320)エラーが表示される場合は、クレジットカードチャージの利用制限を受けている可能性があります。

制限を受けた場合、Suicaで電車に乗ったり、コンビニで買い物したりして利用実績を作ると通りやすくなるとSuicaの利用ガイドに明記されています。

モバイルSuicaではクレジットカードでのチャージについて、セキュリティ上の観点から当社独自の利用限度額を設定しており、当該エラーは利用上限を超える場合に発生します。当該エラーが表示された場合は、クレジットカードでのチャージはできませんので、現金でのチャージをご利用願います。

【チャージ時に(2320)エラーが表示されたお客さまへ】
チャージ上限額変更にあたっては、以下のいずれかもしくは両方のお取引を十分な回数ご利用いただく必要がございます。
・交通機関(電車やバス)でのご利用
・物販でのご利用(ネット決済は除く)

モバイルSuicaは複数枚発行できる?

モバイルSuicaは、スマホの機種によっては複数枚発行して追加登録させることも可能です。

また、別のスマホからであれば、モバイルSuicaを新規で発行させて複数枚のSuicaを所持することもできます。

複数枚のSuicaに別のクレジットカードを紐付けることで、上限額20,000円を超えてチャージさせることも可能です。

ただし、Suicaの複数枚発行にも監視システムがあるようで、引っかかれば一定期間クレジットカードチャージができなくなることがあるようです。

【追加発行時に(2321)エラーが表示されたお客さまへ】
・当該制限はすべてのお客さまに共通のものとなっており、こちらは個別の変更はできかねます。なお、利用上限の積算には既に発行済のSuicaでのクレジットチャージも含まれます。
・追加発行される場合は、一定期間Suicaのクレジットチャージをお控えいただく必要がございます。
・当社が定める上限額や適用期間については、お問合せいただいてもご案内することはできかねます。基準はモニタリングにより随時変更になりますので、予めご了承ください。

カードでお金を作るには?

クレジットカードを持っているなら、現金化サイトを通してお金を作ることができます。

手続きはスマホ申込で、30分くらいで入金してもらえます。

申し込み条件はクレジットカードなどの対応カードを所有していることのみ。審査で落とされる心配はありません。

最近ではクレカを持ってない人でも利用できるように、後払い系バーチャルカード(ペイディ、バンドルカードなど)や、携帯系プリカ(auPAYプリペイド、dカードプリペイドなど)が使える業者も増えています。

以下におすすめの現金化サイトご紹介しておきます。

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