iPhoneを分割購入する4つの方法と現金化について
買ったiPhoneを買い取りに出すこともできる?
結論から言うと、iPhoneの分割購入は、
・Apple Store
・ビックカメラ(Apple Shop)
でSIMフリー版を買うのが最も有力な選択肢になります。
AppleStoreではPaidyあと払いの金利無料36回払いが使えて、ビックカメラの一部店舗(AppleShop)では金利無料36回払いのショッピングローンが使えます。
iPhoneの価格はどちらも同じですが、BICポイントの還元がある分、若干ですがビックカメラの方がお得に買えます。
ただし、
・ビックカメラの分割払いはオリコ一択だけど、AppleStoreならオリコとPaidyの2つから選べる
・SIMフリー版iPhoneを扱っているビックカメラの店舗が限られている
などを考慮すると便利さではAppleStoreに軍配が上がります。
これら以外にも、キャリア版iPhoneも分割購入できますが、そもそもの単価が高いので、支払い総額は2万円くらい多くなります。
また、クレジットカードの分割払いやリボ払いでiPhoneを買うという方法もありますが、有利子(リボで年利15%くらい)なのでお店のショッピングローンで買うより支払い総額は多くなります。
購入したiPhoneを買い取りに出す可能性を考えるとしても、AppleStoreかビックカメラかの2択になってくるかと思います。
AppleStoreの分割払い
Apple公式販売店のAppleStoreではiPhoneの購入に分割払いが使えます。
AppleStoreの分割払いには2種類あって、
・オリコショッピングローン
・Paidy Apple専用枠
です。
オリコショッピングローンは、金利0%最大24ヶ月で、
Paidy Apple専用枠は、金利0%最大36ヶ月
で利用することができます。
いずれも金利無料なので、支払総額は一括購入と代わりません。
審査基準は?
最低利用額はPaidyなら3,000円以上、オリコショッピングローンなら30,000円(税込)以上のApple製品で利用できます。
年齢条件は、満18歳以上の方(高校生不可)となりますが、未成年でも親権者の同意書があれば申込みできます。
オリコショッピングローンは、オリコの審査基準が採用されていて、キャッシングとは違いショッピングローンなので、ある程度柔軟な審査が可能です。
また、Paidyは、オリコをはじめその他の信販会社からも独立した新しい会社なので、審査基準も独自のものが採用されています。
審査基準も柔軟なのでよほどのことがなければApple製品購入用に20万〜30万円くらいの枠を出してもらえます。
いずれもCIC(信用情報機関)へ加盟しているので、過去に滞納などの履歴があれば審査に影響が出る可能性はあります。
買い取り出して現金化はできる?
分割払いで買ったiPhoneでも一括購入したiPhoneと変わりないので、買い取りに出すことができます。
購入時点からメーカー保証が開始するので、新品として買い取ってもらうには、早めに買い取りに出す必要があります。
携帯キャリアの分割購入
ドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯キャリアでもiPhoneを分割購入することができます。
場所は、キャリアショップ、家電量販店携帯コーナー、またはキャリアのネットショップなどで買うことができます。
最近のキャリア版iPhoneにはSIMロックはかかっていないので、実質的にSIMフリー版とかわりありません。
また、キャリア版であっても回線契約なし(端末のみ)の分割購入も可能です。
通常の分割払いとは別に、1年〜2年で端末返却を前提とした分割プランもあり、支払額を少なくすることができます。
審査基準は?
原則、18歳以上であれば誰でも申込みできますが、未成年者は、親権者の同意が必要です。
キャリア分割払いの審査は、TCA/TELESAなどの信用情報機関を参照しているので、過去に滞納があれば、分割払いが利用できないこともあります。
TCA/TELESAは通信事業者用の信用情報機関で、金融審査を扱うCICとは別であるため、キャッシングやクレジットカードの滞納よりも、携帯代金の滞納や、キャリア分割払いの滞納が審査に影響します。
また、キャリアをまたいで情報が共有されているため、他キャリアで起こした滞納が原因で分割払いを断られること(携帯ブラック)もあります。
買い取りに出して現金化はできる?
キャリア版iPhoneは、分割払い期間中はネットワーク利用制限△扱いになるので、買い取りしてもらえなかったり、できても買取価格が安くなります。
一応、現金化に使えなくもないですが、購入価格も高い上に買取価格も安くなるので、現金化目的で買う場合は、AppleStoreやビックカメラが出してるオリコやPaidyの分割払いが使えない場合など、特別な状況に限られそうです。
ネットワーク利用制限とは?
キャリア版iPhoneを分割購入した場合、キャリアによるネットワーク利用制限の対象となります。
ネットワーク利用制限の状況は三種類あって、
ネットワーク利用制限 | 支払い状況 | 通信状況 |
---|---|---|
◯ | 完済済み | 問題なく利用できる |
△ | 分割払い中 | 問題なく利用できるけど将来的に✕になるかも |
✕ | 分割払い滞納中 | 通信制限が掛けられる状態:赤ロム |
◯と△は問題なく利用できる状態ですが、✕になるとネットワーク利用制限が掛けられて通信ができなくなります。
ただし、通信制限がかかるとしても、分割を組んだキャリアのみなので、他のキャリアのSIMは問題なく使えます。
買い取りについては、
◯は問題なく買い取りに出せます。
△は専門の買取サイトなら買ってくれますが値段が下がります。
✕は買い取りに出せません。
となります。
家電量販店のショッピングローン
家電量販店のショッピングローンを使って、iPhoneを分割購入する方法もあります。
ビックカメラでは、ドコモやauなどのキャリア版のiPhoneとは別に、ビックカメラが販売しているSIMフリー版のiPhoneがあって、それを買う場合は、ビックカメラが提携しているショッピングローンを使うことができます。
ビックカメラにはApple製品用のブース(AppleShop)が設けられている店舗であって、ここでiPhoneを分割購入することができます。
キャリアのスマホコーナーとは別物です。
ビックカメラ提供のショッピングローンはオリコが運営していて、客はオリコと分割契約を結び、毎月代金を支払っていくことになります。
金利手数料はビックカメラが負担するので金利はかからず、分割でも支払総額は一括購入と同額です。
ビックカメラのiPhone分割購入には2パターンあって、
・通常のショッピングローン
・アップグレードプログラム(無金利 残価設定クレジット)
があります。
通常のショッピングローンは機種代金を36回払いで均等に分割払いする方式で、
アップグレードプログラムは、機種代金の70%を24回の分割払いにして25回目に端末を買い取ってもらって残金を精算する方式です。
簡単に言えば、24回で端末を返却するか、しないかの違いです。
また、アップグレードプログラムは、AppleCare+(2年間税込23,800円)の加入が必須になります。
審査基準は?
ビックカメラのショッピングローンはいずれもオリコ提供のショッピングローンで、AppleStoreで提供されているオリコローンとほぼ同じです。
信用情報機関を参照しているので、過去にオリコローンをはじめ、その他金融機関やクレジットカードを滞納していれば、審査は通らない場合があります。
買い取りに出して現金化はできる?
ビックカメラでSIMフリー版iPhoneをショッピングローンで買った場合、一括で買ったiPhoneと変わりはないので、買い取りに出すことも可能です。
ただし、アップグレードプログラム(端末返却)の場合は、2年後に端末返却もしくは、残債の一括精算が必要になります。
また、アップグレードプログラムは、AppleCare+(2年間税込23,800円)の加入が必須なので、その分支払総額は高くなるし、端末返却が前提なので、その前に端末を売却することを考えているならこの方法は適切ではありません。
通常のビックカメラのショッピングローン(36回分割均等払い)で購入しておいた方がいいでしょう。
クレジットカードの分割またはリボ払い
iPhoneを販売している店舗やネットショップならクレジットカードの分割払いで購入することができます。
ネットであればAmazonやヨドバシカメラのネットショップで買うことができますし、店頭であれば街の家電量販店でも買うことができます。
分割払いが使えるかどうかはクレジットカードにもよるので、お店やカード会社へ確認する必要があります。
なお、決済時に分割払いが選択できなくても、カードによっては一括払いで支払った代金を後で、WEB明細から分割払いやリボ払いに変更することもできます。
ただし、クレジットカードの分割やリボは年利15%程度の利息がかかります。
例えば、楽天カードでiPhone15 128GB 124,800円をリボ払いで購入した場合、月々の支払いが3,060円〜4,560円の42回払いとなり、支払い総額158,022円になります。
AppleStoreや家電量販店のiPhoneの分割払いは金利0円なのが当たり前になっていることを考えると、クレジットカードの分割払いで購入するのは支払い額の面でもかなり損をすることになります。
各ショップの提携ローンや、キャリア系分割などが利用できないなど、特定の理由がない限り、この支払い方法でiPhoneを分割購入することはおすすめできません。
審査基準は?
クレジットカードを持っていて利用限度額が残っていれば、新たに審査をしなくても、誰でも購入することができます。
クレジットカード発行は、原則18歳以上、安定した収入があることが条件となりますが、最近では、学生や専業主婦向けのクレジットカードを発行してくれるところも増えています。
ただし、発行のハードルが低いカードは、利用限度額が10万円までと少額だったり、いざ決済しようと思ったら、高額決済が否認されて決済が通らないといったトラブルも起こり得ます。
買い取りに出して現金化はできる?
ネットショップや街の家電量販店でクレジットカードで買ったiPhoneは、通常のSIMフリー版iPhoneなので、買い取りに出すことができます。
ただし、支払いが残った状態で商品を売却すること、カード会社の規約違反に該当する可能性があります。
カードでお金を作るには?
クレジットカードを持っているなら、現金化サイトを利用してお金を作ることができます。
手続きはスマホからの申込で、30分程度で入金してもらえて現金化できます。
申込み条件はクレジットカードなどの各種対応カードを所有していることのみ。審査で落とされる心配はありません。
最近では、クレカがない人でも、後払い系バーチャルカード(ペイディ、バンドルカードなど)や、携帯系プリカ(auPAYプリペイドなど)が使える業者も増えています。
以下におすすめの現金化サイトご紹介しておきます。