クレジットカードを現金化するとカード会社にバレる?

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クレジットカードの現金化をしたら数日後にカードが利用停止になりました。
現金化をしたことがカード会社にバレたのでしょうか?

現金化目的でクレジットカードを使う行為は、カード会社の利用規約で禁止されています

もし、違反がバレるとカードが利用停止されます。

クレジットカード現金化をすると、実際にカード会社へ現金化行為がバレてしまうものなのでしょうか。

商品をどうしたかまでは調べられない

クレジットカードのショッピング枠で購入したものを、支払いが終わる前に売ってしまうと転売行為とみなされ利用規約違反になる恐れがあります。

しかし、買った商品を売ったのかどうかまでは、カード会社が分かる訳がありません。

リサイクルショップに持ち込まれた商品の存在をカード会社が把握すれば現金化がばれますが、そこまで調べることはできません。

また、転売しなくてもカードで購入した商品を他人にプレゼントすることもありえます。

プレゼント用の商品を購入することも禁止している訳ではないですから、例え物が手元に商品がなくても不自然ではありません。

つまり、自分でバラさない限りは、買ったものを換金したという証拠が残ることはありません。

クレジットカードで何を買ったのかカード会社にバレてる?

では、カード会社は利用者が何を買ったのかどこまで分かっているのでしょうか。

結論からいいますと、カード会社は何を買ったかまで詳しい商品名までは分かりません。
しかし、商品のある程度の種類は分かります

というのは、クレジットの売上表には「商品区分コード」が表示されており、そのコードを見れば、どのような商品を購入したのかはだいたい分かるようになっています。

下記は商品区分コード一覧です。

商品区分コード 商品・サービス
000 海外一般商品・サービス
010 海外キャッシング
020 海外電話通販
021 海外電話通販(交通)
022 海外電話通販(サービス)
023 海外電話通販(高換金性物品)
024 海外電話通販(準換金性物品)
025 海外電話通販(金券類)
030 海外郵便通販
031 海外郵便通販(交通)
032 海外郵便通販(サービス)
033 海外郵便通販(高換金性物品)
034 海外郵便通販(準換金性物品)
035 海外郵便通販(金券類)
040 海外医療
050 海外授業
060 海外宿泊
080 海外レンタカー
090 海外飲食
100 キャッシング
110 ローン
120 通販
121 通販(交通)
122 通販(サービス)
123 通販(高換金性物品)
124 通販(準換金性物品)
125 通販(金券類)
130 ネット通販
131 ネット通販(交通)
132 ネット通販(サービス)
133 ネット通販(高換金性物品)
134 ネット通販(準換金性物品)
135 ネット通販(金券類)
136 ISP利用料 プロバイダー・インターネット
137 デジタルデータ
200 鉄道・バス
201 鉄道・バス(回数券)
202 鉄道・バス(プリペイドカード)
203 鉄道・バス(企画券・定期券)
210 国内線航空券
211 航空回数券
212 国際線航空券
220 船舶乗船券
230 国内パック旅行
231 海外パック旅行
240 レンタカー・タクシー・ハイヤー
250 引っ越し
300 宿泊
310 宴会
320 飲食
330 各種施設
331 ゴルフプレイ料
332 遊園地入場料
333 カラオケ
340 入浴
350 不動産
351 改装
400 修理・営繕
410 美理容 エステ・ネイル
420 医療
421 按摩等施設
430 電話通話料
431 電話通話料(国内)
432 電話通話料(国際)
433 電話通話料(携帯・PHS)
440 授業
450 保険料
460 新聞
470 公共料金
480 協会予約コード
490 カード会社ローカル利用コード
500 宝石・貴金属
510 指輪
540 時計
541 ライター
560 カメラ・レンズ
561 カメラ・レンズ(ビデオカメラ)
562 カメラ・レンズ(デジタルカメラ)
570 事務用品
590 協会予約コード
610 工具・園芸用品
650 一般電気製品
652 音響製品
653 ビデオ
654 エアコン
656 DVDプレイヤー・レコーダー
657 液晶テレビ
660 照明具
670 携帯電話・PHS
680 OA
681 OA(パソコン)
682 OA(周辺機器)
683 OA(ノートパソコン)
710 自動車・オートバイ
720 自転車
730 中古車
750  ガソリン
760 自動車用品
770 カーナビ
790 メガネ・コンタクトレンズ
810 医療品・化粧品
820 家庭用品
830 洋服
832 呉服
840 カバン
850
860 寝具・カーペット
870 服飾雑貨
880 家具
890 食料品・生活消耗品
891 食料品・生活消耗品(健康食品)
892 食料品・生活消耗品(酒・たばこ)
893 食料品・生活消耗品(土産)
894 食料品・生活消耗品(生花)
910 スポーツ用品・玩具
911 スポーツ用品・玩具(ゴルフボール)
912 スポーツ用品・玩具(ゴルフクラブ)
913 スポーツ用品・玩具(ゲーム本体・ソフト)
914 スポーツ用品・玩具(ペット)
920 書籍・レコード・CD
921 書籍・レコード・CDレンタル
950 楽器
970 美術・骨董・古銭切手類
980 贈物
981 金券類
990 区分不能

販売店からはこのコード番号がカード会社に送られて、カード会社はどのような物を買ったのかを把握することができます。

よく現金化に利用される新幹線の回数券やギフト券は、201)鉄道・バス(回数券)、981)金券類のように品目として補足されます。

そして、システムによって検知されて、頻繁に購入したり、高額購入したりすると、カード会社は利用者へ確認の連絡をしたり、場合によってはカードの利用を停止したりします。

また、カード会社では通常の限度額とは別に、商品毎の限度額が設定されています。

JCBの公式サイトでは以下のような記載があります。

・JCBギフトカード・鉄道回数券・電子マネーチャージ・金券類・宝石・貴金属・カメラ・腕時計・パソコンなどの購入には個別のご利用可能枠が設定されています。

カードが利用できません。どんな原因が考えられますか?(JCB)

具体的な基準は明記されていませんが、ショッピング枠が50万円だったとして、そのうち鉄道回数券の枠は10万円のように商品個別に限度額の設定があります。

この限度額を超えてカードが自動で停止される場合あります。

これらのデータはリアルタイムで送られているわけではなく、1日1回、1週間に1回などの頻度で加盟店からカード会社へ送信されています。

そのため、購入した直後は大丈夫だったけど、2〜3日したら急にカードが使えなくなったということがおきます。

カードが利用停止になりやすい条件

換金性の高い商品の購入

中古市場でも価値が下がりにくくすぐに買い取ってもらえる需要の高いものは、極めて換金性の高い商品といえます。
そのような商品の購入はカード利用停止のリスクがあります。


特に危険なのが新幹線回数券です。

新幹線の回数券はクレジットカードで購入ができるのに、高値で売りやすいのでカード現金化が疑われやすく、多くの回数券を購入しようとするとカードが使えなくなる恐れがあるので、注意しましょう。

同じものを何個も買う

ゲーム機やブランドバッグなどは、1人で同じ形の物を何個も必要にはならないです。
でもそのようなものを何個もまとめ買いしてしまう行為は不自然な利用として、カードの利用を制限される場合があります。

同じゲーム機を10個も買い、プレゼント用だという言い訳も苦しいでしょう。

カード会社側に本当にプレゼント用なのかどうかを調べる術はありませんが、利用停止のきっかけになる場合があります。

高額商品をいきなり買う

これまであまり使われていなかったクレジットカードだったのに、いきなりブランドバッグなどの高額商品を購入してしまうとカードの利用ができなくなることがあります。

これは現金化目的の使用が疑われているだけではなく、第三者による不正利用の疑いもあるからです。

このような場合、まずはカード会社に連絡して、本人による買い物に間違いなことを説明すれば解除されます。

アメックスやJCBは現金化使用に厳しい?

カード会社によっては、現金化行為にとても厳しいところがあります。

そのようなカードを使っていて怪しい使い方をしてしまうと、即利用停止になってなかなか停止が解除されません。

アメックスやJCBはカード現金化にうるさいことで有名で、現金化業者でも取扱いに慎重になっています。

もし複数のクレジットカードを持っているなら、アメックスやJCBは避けて現金化利用した方がいいですね。

楽天カードやイオンカードも止まりやすい?

スーパーやネット会社が発行しているいわゆる流通系と言われるクレジットカードがあります。

楽天カードやAmazonカード、イオンカード、ファミマTカードなどです。

これらのクレジットカードは作りやすい反面、利用停止にもなりやすいカードと言われています。

自社のお店やネットショップで買い物をしてもらうために発行しているので、銀行などが発行しているクレジットカードに比べて審査が緩いことが多いですが、その分ちょっとしたことで利用停止になる場合があります。

返済状況やキャッシング枠の利用状況にもよる

いくらカード会社が現金化行為に厳しいとはいえ、莫大な数の会員をすべて細かくチェックしている訳ではありません。

これまでのクレジットカードの使い方の傾向から、カードの利用を制限される場合もあります。

・過去に支払いが遅れ(遅延)がある
・キャッシング枠を上限いっぱいまで使っている
・リボ払いの枠を上限にいっぱいまで使っている

このようにクレジットカード枠に余裕がない使い方が常態化していると、それがきっかけでカードが利用できなくなる場合もあります。

カードでお金を作るには?

クレジットカードを持っているなら、現金化サイトを利用してお金を作ることができます。

手続きはスマホからの申込で、30分程度で入金してもらえて現金化できます。

申込み条件はクレジットカードなどの各種対応カードを所有していることのみ。審査で落とされる心配はありません。

最近では、クレカがない人でも、後払い系バーチャルカード(ペイディ、バンドルカードなど)や、携帯系プリカ(auPAYプリペイドなど)が使える業者も増えています。

以下におすすめの現金化サイトご紹介しておきます。

おすすめのカード現金化サービス